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アメリカ旅行の魅力⑤大自然編

旅好きが集うオンラインサロンTABIFLEEEEEK(たびふりーく)管理人のうっちです。TABIFLEEEEEKのメンバー調査で「行きたい国」「好きな国」ともNO1.のアメリカの魅力についてご紹介していきます!過去4回まではアメリカの街をご紹介しました。今回はアメリカの大自然や国立公園をご紹介します!

アメリカには59の国立公園があり、総面積は34万㎢と日本の国土とほぼ同じくらいの広さがあります。一番広いのはアラスカにあるランゲル・セントエライアス国立公園でほぼ九州と四国を合わせた面積くらいの広さがあります。

イエローストーン国立公園

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1978年にアメリカの国立公園第一号となったのがイエローストーンです。モンタナ、アイダホ、ワイオミングの3州にまたがる広大な国立公園です。なんといっても間欠泉が有名ですが、イエローストーンには世界の2/3の間欠泉があると言われています。「オールド・フェイスフル」間欠泉は現在も80分ごとに40mの高さの熱水を噴き上げています。

「グランドプリズマティック・スプリング」とよばれる七色に光る温泉も人気のスポットです。バクテリアの繁殖により外側はオレンジや黄色に変色し、中心部は美しく透き通ったブルー。温度は90℃ほどあるそうです。

間欠泉や温泉以外にも滝や渓谷、大平原、石灰石型の棚田のようになっているマンモス間欠泉や泥がブクブクと湧き出ている地獄谷のようなマッドボルケーノなどたくさんのスポットがあり、多くの動物も生息しています。

グランドキャニオン国立公園

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日本でも有名なグランドキャニオンは全長450kmに及びコロラド川が侵食されて作り出された奇跡の絶景。深いところでは800mほどの高低差があります。コロラド川を挟んで北側がノースリム、南側がサウスリムというエリアでサウスリムにはホテル、ビジターセンター、スーパーマーケットもあります。

グランドキャニオン内の無料シャトルバスがありますので、シャトルバスでビューポイントをめぐるのがオススメです。谷底までおりることもできますので、1泊2日くらいのキャンプもできますよ。グランドキャニオンに昇る朝日が見たいならマーサーポイント、夕日はポピポイントがオススメです。

グランドキャニオンまでどうやって行くか?ですが手っ取り早いのは日帰りツアーです。バスの場合片道5時間かかります。価格はリーズナブルですが時間がかかるというデメリットがあります。飛行機のツアーもあります。上空から雄大なグランドキャニオンを一望でき片道1時間半しかかかりませんが、価格が高いこと(4万円台~)、飛行機が小型機でかなり揺れるので乗り物酔いする方にはオススメできません。私は断然飛行機派ですが、私が行った時は飛行機に乗っていた8人くらいの中で何ともなかったのは私を含め2人くらいでした汗。

ヨセミテ国立公園

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森や川、滝、岩山などたくさんの見所があり、自然好きなら一度は訪れてみたいヨセミテ。球体を半分に切り取ったかのような形をしているハーフドームはヨセミテのシンボル。高さ2700mあり、クライミングポイントとしても人気があります。ヨセミテが一望できるトンネルビューポイントアメリカ最大の落差を誇るヨセミテ滝、樹齢2700年を超えるセコイアの木など、緑豊かな大自然に触れられるポイントが沢山あります。

アクセスはサンフランシスコから車で片道4~5時間です。

モニュメントバレー

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昔のアメリカ映画に出てくる荒野のイメージにまさにぴったりのモニュメントバレー。数々の映画の撮影に使われています。何万年という歳月をかけ、風や雨によって浸食されたビュートメサという台形の岩山が点在しています。

モニュメントバレーはユタ州とアリゾナ州の州境ナバホネーションと呼ばれるナバホ族の居留区の中にあります。モニュメントバレーは国立公園ではないんです。アメリカ政府は国立公園にしたかったようですが、このエリアには電気も水道もなく、昔のままの生活スタイルを維持しているナバホ族の住民が住んでおり、ナバホ族にとって神聖なモニュメントバレーを国立公園にすることに反対したといういきさつがあったそうです。

公共交通機関がないためオプショナルツアーがオススメです。オプショナルツアーはアンテロープキャニオンなど他の観光地を一緒に回るツアーもあります。ちなみに車で行った場合はラスベガスから片道7時間以上かかります汗

アンテロープキャニオン

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アリゾナ州ペイジ近郊ナバホネーションにある渓谷。アッパーキャニオンとローワーキャニオンと呼ばれる2つのエリアがあります。特に人気が高いのはアッパーキャニオンで渓谷に光が差し込む「ザ・ビーム」と呼ばれる光景。浸食され波のようにうねった赤い岩肌にさす太陽の光は何とも幻想的な光景を生み出します。

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アンテロープキャニオンから車で20分ほどのところにはコロラド川が馬蹄型にカーブを描いて流れるホースシューベンドという人気スポットもあります。川がここまでのカーブを描いているのはみたことがないですよね!?自然が作り出す風景は予想だにしないものですね。

デナリ国立公園

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アラスカ州アンカレッジとフェアバンクスの間に位置するデナリ国立公園。北米最高峰標高6190mのデナリ山(旧マッキンリー山)を望む自然の宝庫です。グリズリーベアーカリブーを含む37種の哺乳類、130種類の鳥類が生息している動物たちの楽園。デナリ山の美しい景観もさることながら、雄大な自然の中に生きる動物たちの姿を楽しめるのもデナリならではです。アラスカという土地柄1年の大半が雪に閉ざされ、観光できる時期は夏の短い間に限られますが、一度は見てみたい絶景ですよね。

グレーシャーベイ国立公園

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アラスカ州の南部ジュノー近くにある国立公園。そびえる3000m級の山々と山から流れ出した氷河が作り出す迫力ある風景。運がよければ氷河が海に流れ落ちるダイナミックな瞬間も体験できます。広大な国立公園内には25の氷河と700を超える湖が点在していて、シャチザトウクジラ、トド、ラッコなどの海洋生物も多く生息しています。

陸路ではアクセスできないため、クルーズでの観光となります。(水上飛行機でのツアーもあります。)温暖化の影響で氷河が後退しているという話がありますので、少し心配ですね。

国立公園訪問者数ランキング

NPS(アメリカナショナルパークス)が発表した2020年のアメリカの国立公園訪問者数ランキングは以下の通りです。

※コロナ禍の影響で例年の30%ほどダウン

ランキング

1位のグレートスモーキー国立公園が圧倒的な数ですね。東海岸にある数少ない国立公園であり、複数の都市からアクセスできることなど周りの環境に左右される点も多いのかもしれません。日本で知られていない国立公園も多く、少し予想とは違う結果です。

まとめ

※各観光地施設、コロナ禍で状況が異なっている場合があります。

まだまだ他にも魅力的な大自然が沢山あり、紹介しきれなかったので、機会があればまたご紹介したいと思います。

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