見出し画像

旅好きの思考 "反動。デトックスを求めて"

旅好きがあつまるコミュニティTABIFLEEEEEKのKuniです。
旅好きの思考」シリーズ第八弾です。旅に熱中している人へ取材をし、旅に魅了されるその人の人物像も探っていきます。

取材相手は会社のスタッフ、サロンメンバー、はたまた外部の人など興味の赴くままにすすめようと思っています。どこか共感してもらえたり、発見があったり、さらに読んだら旅したくなっちゃった!と思ってもらえたら最高です。頑張ります、ぜひ最後までお読みくださいませ。

インタビュー プロファイル8 ) 滋賀県生まれ、滋賀・京都・大阪・横浜各4年、松戸3年を経て、現在は町田市在住。趣味はビール、シウマイ弁当、タスク管理。理系ロジカル脳というと冷酷な印象を持たれそうですが、人と話すのも好き、ユーモアも好きというハイブリット型、そして人の輪に入ればバランサー的役割を発揮して人気者になってしまうTeppeiさん。"日々の一杯目のビールのために"一分一秒たりとも無駄にできない、完璧な計画で生きている!と語ってくれました。一見緩さがあるのに裏では異常なほどロボ的に自分自身をプログラミングしているような生活スタイルも興味深いポイントです。この人と飲みたいな〜と思ったら数ヶ月後になりそうです( ゚д゚) そして文章で伝わらないのが残念ですが、相当なイケボです。

場所はどこでも、誰かと行く旅を選ぶ

-優等生をやめたとき
初海外は大学時代の短期留学
先のボストン。それまでは旅に縁がなく、楽しみは勉強、人に教えるのも好きだったので学校の先生になりたいと思いながら結構"優等生"的な路線を歩んでいました。ただ見事に大学に入ってそのプレッシャーが弾けましたね。金髪にしたり、マジックサークルに入ったり、テニス部に入ったり、とにかく羽目を外して"期待"からの"解放"を求めて過ごしていました。そんなタイミングで海外へ行ったので、案の定どハマりというわけです。

-卒業旅行は二ヶ月ぶっ通し
初海外の後は、卒業旅行のタイミング。ニューヨーク男4人旅、レイトショーを観て、マックを食べて、明け方くらいに"泊めて"の張り紙を持って街に佇んでみました。結局野宿になったのですが、その体験が楽しすぎてどんどん海外へ行きたくなっちゃいましたね。

NYで野宿

そこからは怒涛の卒業旅行連打!英会話教室NOVAの先生を訪ねてオーストラリアへ行った時は、当時流行っていた猿岩石を真似て無駄に遠くまで行ってヒッチハイクで帰ってくる、ということもしてみました。その後もイギリス、ドイツ、グアム、国内の熱海、伊豆も含めると2.3月は1日も余すことなく旅に費やしました。

シドニーでヒッチハイク

-一人旅はしたくない
一人でボーッと。と言うのは性に合わないんです。海外にも人を訪ねて行ったり、人と話すのが楽しくて生きているので、誰かと旅したいですね。後述しますが、基本的に365日予定があるので”うっかり一人の自由時間ができたから、ふらっと一人旅へ行こう。”ということもできないんですよw。一人で飲んでいたら、そこで思わぬ出会いがある!と聞くと楽しそうだな思いますけどね。これからもその予定はないかなぁ( ・∇・)

-目的地はビーチがいい
なんでビーチがいいんだろう?と改めて考えてみたんです。本当は疲れてるのかなぁ・・。タスク管理が趣味なので、スケジュール通りに生きていくのは楽しいのですが、潜在的に息が詰まってる?デジタルデトックスを必要としている?ルーティーンから離れたい?のかもしれないです。それを旅に求める。デジタルと真逆にいるのがビーチな気がしています。なので情報は少ない方がいい、ただただビーチがあればいいんです。のんびりして、日焼けして、お酒飲んで、スローな時間を過ごすことがたまには必要なんです。

プランBを必ず用意しておく
旅のしおり(プランB)はガチガチに用意しておきます。旅先では余白を楽しみたいので、表向きはプランAで自由に旅しますが、急なトラブルで無駄な時間を過ごしたくないので、その時にサッと差し出せるプランBを常に持っておきますね。プランBがないと逆にストレスになるのでこれは必須です。でも旅は余白を楽しむスタイルですよ〜。

-20年で47都道府県制覇したい
国内のマラソン大会に年2回出ると決めているので、20年かければ47都道府県制覇できる計算なんです。大会を選ぶ基準は行ったことのない都道府県、観光要素もあるような面白そうなルートで選んでいます。まだ道のりは長いですが、楽しみながら日本一周できたら最高です。

大会前に向けて走ってる時の姿

人に結構影響される
自分で決められる旅はビーチを選ぶのですが、結構最近は人に影響されてるなと感じます。TABIFLEEEEEKで全国各地に住んでいる人の話を聞いたり、旅してよかったよーっという話や熱く推してくる人の話が入ってくると、興味って湧いてくるのが不思議ですね。旅先がどこであれ、割と楽しめちゃうのかもしれないです。

-今、旅したいのは
ダイビングのリハビリを兼ねて沖縄。あとは圧倒的にビーチが好きなので行ったことないビーチだとハワイ、モルディブ、"天国に一番近い"と言われているニューカレドニアにも惹かれています。ビーチじゃなく気になるのはドバイですね。観光っぽさ、ゴージャスさ、異文化を感じられるポイントと、世界一深いプールがあるみたいなので潜ってみたいです。

 ・・・


さてここまでは旅のお話でしたが、さらに取材は続きます。オタク最強時代!日本と海外で"オタク"の認識のズレがあると思いますが、ここではオタクは薄く広くではなく一点深く愛する人と定義します。旅の他に熱量高く語りたいもの、どんな人を好きで、どんな哲学を持っているのか聞いていきます。どうぞお付き合いください。

変化に対応するための刺激物を求めて

エネルギーを一点に注ぎ込むタイプではないですが、好きなものと聞かれると間違いなくビールが筆頭です。一回ビールを中心に置いた時に全ての行動の辻褄が合ったんですよね。新しい人と会う、学ぶ、汗かく、仕事で程よいストレスを感じる、全てが美味しい一杯のための動きだそうです。さらにその裏側には完璧なタスク管理が紐づいていました。・・・?それを紐解いていきたいと思います。

-毎日の夜の一杯目のビールが美味しくなるため
「何のために生きてるんだろう」と考えた時にビールを中心に置くとしっくりくるんですよね。人と会う、マラソン・テニスして汗をかく、サラリーマンで程よいストレスを感じる、そういったものがいいスパイスになって最初の一杯を美味しくするんです。一杯目ぐいっと飲んだ時に金麦を8・9割いけた時は何かすごいことが起こった時、充実度最高潮↑、めちゃくちゃ頑張ったな、と達成感を感じます。一方でそんなにすすまないなという日は今日意味があったかなと振り返りをする。毎日一杯目の美味しさで今日頑張ったかどうかをはかって生きている感じが楽しいんです。

大好きなシウマイ弁当もビールと共に。Teppei画

-本を読んでもつまらない
人と新しく出会ったり、仲良くなったり、話をするのが好き。人から学んだり、視野が広がったりするのが好きなので、自分一人で座学するより圧倒的にフィールドワーク派。本は必要に駆られて読むくらいですね、ざっと斜め読み。それよりは体験(体感)を優先したい。文章でインプットしても体験していないと自分のものになっていなくて説得力に欠けると思っています。

-その場で発散、楽しい、が好き
アメリカの海外ドラマ、MARVEL、どんでん返し系の映画が好き。重たくなったり、考えさせられるというよりは、その場で解決、はぁ〜すっきりした!ビール飲みたい〜!となるような作品が好みです。エンタメ系、ミステリー系が大好物。映画そのものも楽しんで観ているのですが、MARVELは特に映画館で観るっていう自分をスタイリングしている感じも好きです。(なんとなく共感できるような・・・!)

-今、キャンパスライフを楽しんでいます
毎年1年のテーマを決め、強めにフォーカスして学ぶということをしています。仕事に活かせそう、今後需要がありそうという感度でトピックスは選んでいて、今も表参道の青山学院大学に週1通ってキャンパスライフを楽しんでいます。もちろん学びが楽しいと言う側面もあるのですが、やっぱり人と出会うのが好きなので、普段出会えないような人と仲良くなって、話して美味しいビール飲んで、と言うのが最高の時間ですね。

自分を分析してみると

-習慣・ルーティーンが好き
毎日6時に起きて朝英語、水曜はテニス、日曜はマラソン、土曜は学校、夜はお酒を飲んで、気持ちよく23時には寝る。このルーティーンが自分を安定させる必要要素です。

-距離を縮めるのが物凄い早い
人に対して好き嫌いがあんまりないです。みんないいところがあると思っています。初対面でも結構言いたいことを言ったり、聞きたいことを聞くので、人によっては馴れ馴れしいと思われるかもしれないですが、ハマる人には最速で近づけて意気投合します。自分で言うのもあれですが馴染むスピードは驚くほど早いですね。

私のポリシー

-強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ。
進化論で有名なダーウィンの名言が好きで、毎年目標決めて違うテーマで学習したり、新しい人と出会ってインスピレーションをもらったりなどは、変化に対応するための刺激物。好きだからワクワクするんです。激動の時代、変化に対応できる人でいたいと思って日々動いています。

-なんでも100本ノック
経験学習、自分が経験したことが全てと思って生きているので、自分ごととして語れるようにとにかく経験をしてみる、100回やれば無敵という独自ルールを持っています。ダイビングも100本潜りました。経験は深みになり、価値を生み、言葉にした時、相手に届くと信じています。

パラオのバラクーダ(ダイビング)

-予定は絶対、計画的に生きています
365日、1日たりとも無駄にしたくない。コロナ禍で特にその意識が強くなりました。notionで予定を組んでいるのですが、今だと7年後の2030年くらいまでは予定(やりたいことリスト)が毎日埋まっている状態です。(えっ!ほんとですか!?notionを見せてもらいました・・・すご・・やば・・・オタク・・) 予定を狂わせるのは好きじゃないですし、当日急な予定も入れられないですねぇ。プログラムされてるロボット?未来からきたAI?っと言われることがあったり、嫁にもサイコパスって言われていますw。余白のないダメージよりも、この方が楽しいです。何もなかった時にやりたいことリストがあると効率もいいですしね。

-新しいことに入っていられる人でいたい
ChatGPTの他にもきっと、5年後10年後には映画で観てたような世界がそのうち来るんだろうなと感じます。そんな未来社会を待ちに待ってます!という感覚ではないですが、そういう世界が来ても、追いついて楽しめるようにしたいと思っています。とにかく触ってみる、体験してみるを大事にして、自分自身の感覚で判断したい。新しいテクノロジーやサービスも使う人と使わない人だと仕事の差が出るだろうなと想像したり、そういうギャップを見ているのもちょっと楽しいですね。

-自分らしく生きる、シンプルに伝える
裏表をつくらない。言いたいことは言う。我慢しない。気を遣いすぎない。その分、自分の周りは合わせてくれることもあるかもしれないですが、相手に強いると言うよりは思っていることを伝える。と言うことを大切にしています。相手がどう感じるかの前に、興味が先にきて聞いちゃいますね。シンプルに伝えるって意外とできるようでできない、結構大事なことです。

+αの価値

今回はTABIFLEEEEEKのメンバーインタビューですが、せっかくなのでHISや旅行業界に期待すること、を聞いてみました。

HIS利用してますよ〜(ありがとうございます)。これからテクノロジーが進化すれば淘汰され、事務的な手配や情報提供という役割の期待は薄まりますよね。旅行会社の本質に立ち返ると、"旅行が楽しくなること"を提供してくれるといいなって思います。面倒臭いことをやってくれる人ではなくて、新しい価値を提案をしてくれる、TABIFLEEEEEKのような出会いを作ってくれるような+αの価値って今の時代大事なんじゃないですかね。ChatGPTでおすすめって言われても行きたいとはならない。情報に乗っかってる人の想い、顔も思い浮かんだり、行った後に連絡ができたり、この人が紹介するから行きたくなっちゃうような、"ただ行く旅"に対して色々関係する仲間がいると、+αの楽しみが増えるので、すごい価値だと思います。TABIFLEEEEEKのコミュニティは関わっていると忙しくなって仕方ないですね。

10年後、これからの未来について

瞬間移動ができるようになっているとは思わないですが、ITがもっと生活に入り込む、デジタルで距離が縮まったり、体験の幅が広がる、進化するほど、人間は自然に戻りたくなるんじゃないですかね。ギャップを楽しみたいですね。こういうテクノロジーが進化すると出会いは広がるので、そこで出会った人を訪ねようという選択肢も増えますね。 きっと人間はテクノロジー疲れをしてデトックス需要ってもっと高まっていくと思います。

旅することの意味

デトックスですねぇ。反動を求めてる。日々充実した時間を過ごしていても気付かぬうちにストレスは溜まっていて、その反動で旅がしたくなります。特にここまで読んでくれた方はわかると思いますが、ロボ的にタスクをこなして生きているのでどこかふと爆発できる余白を求めるところがあるんです。旅で何かを得たいという欲よりは、非日常感に浸ってのんびりして、心を開放する感じが旅のよさだと思っています。

・・・

2時間にわたる取材、ありがとうございました。ほんの一部なので全生音源データを公開したいところではありますが、コンプライアンスのラインなど判断が難しいので、公開は控えたいと思います💦

"人"を通して、旅の素晴らしさが伝わると嬉しいです。もっと旅を愛する人が増えていきますように。そして世界が平和でありますように。
次回の"人"もぜひお楽しみに。

過去のインタビュー記事はこちらからご覧いただけます。

旅好きなら知らない人はいない!そんなコミュニティにしていきたいTABIFLEEEEEKでした。ではまた。

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?