tabibum / Takuji Sasaki

アウトドアと旅をこよなく愛し、訪れた場所は+6500mから-400mまで90ヶ国。葉山…

tabibum / Takuji Sasaki

アウトドアと旅をこよなく愛し、訪れた場所は+6500mから-400mまで90ヶ国。葉山在住。 http://www.tabibum.com/blog/

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最近の記事

コロナ禍でのアメリカ旅行

2021年6月中旬にアメリカに行くのだけれども、いろいろと障壁がありここにまとめてみる(適宜アップデート予定) 往路: Unitedのコードシェア便のANAでHNDからSFOへと向かう予定。 搭乗日を含めず、3日以内に受けたPCR検査証明証が必要らしく、木曜日出発なのだが、月曜日に検査を受ける予定。 Tケアクリニックのキットを約1万円で購入し、証明書代は追加で5,500円。Zoomでの診断が必須なので、先方とのZoomの予約が予め必要となる。要するにZoom中に唾液とっ

    • Week 4: 今週のラン - Road to Rio del Lago -

      あっという間に練習最終週に突入。いやー、4週間あっという間だった・・・ 100マイル走ろう、と決めたときにその前に300km走っておこうと思っていたので、距離に関しては達成できた。 でも心拍をしっかり上げたトレーニングをするとか、山に行って足を作るとか、この2つはほぼできなかったから、心配は残ったまま。 そして急に走りまくったせいで、常に疲労が抜けなかったので、メリハリ的には良くなかったのか?と思ったり。まあ、時間のゆるす限りできることはやった気はしている。 10月20日

      • Week 3: 今週のラン - Road to Rio del Lago -

        練習も折り返しの3週目。いきなり走りすぎなのか疲労が抜けない... 10月13日 日曜日: 11km 本来なら、八ヶ岳縦走で50km弱走っているはずが、台風19号により状況が不明すぎて中止に。家の周囲の片付けをして10kmほど、ロードで台風後の街をパトロール。被害が甚大だ。 月曜日: 19km どこに行こうか迷った挙げ句に富士山に。頂上で雨を迎える予定が、走り始めてすぐに雨、そして横殴りに。これは頂上は無理だなと宝永火口でやめて、水ヶ塚に降りた。水ヶ塚に降りるのは始め

        • Week 2: 今週のラン - Road to Rio del Lago -

          100マイルまであと20日、やばいすぐだ・・・体はきっと仕上がらない。 練習を初めて2週目。 10月6日 日曜日:26km 斑尾フォレストトレイルの26kmをパトロール・ラン。皆さんを励ましながら、そこまで飛ばさず、楽しみつつ。でも最後の区間は走る理由が見つからなくなって歩いた。3:27 くらいで終了。 月曜日:16km 代休をとってボランティアでくい抜きを4km。その後夕方の15:00 - 17:00まで美しい森の中12kmを真也と一緒に走る。 火曜日:レスト 水曜

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          Week 1: 今週のラン - Road to Rio del Lago -

          100マイルまであと一ヶ月しかない、ということでいきなり全力。 月間走行距離が40kmなのに、今週の距離は75kmといきなりやりすぎか? 日曜日:北アルプスに雨でいけなくなったので、「LSD」付き合ってーとご近所さんを誘って23km。LSDは30km以上、だらだら4時間走るもんだ、これは違うとお叱りを受けた。 月曜日:今頑張って走ると5kmはどれくらいなんだろうと、朝から漁港の周りをぐるぐるとトライアル。結果は4:35だった。思ったより悪くなくってむしろいいんだけど、頑張

          Week 1: 今週のラン - Road to Rio del Lago -

          1ヶ月後に100mile(160km)走ってみることにした

          「4年前の1年間に最も多くのいいねが付きました」と最近Facebookが教えてくれたのがこの写真。思えば、最後にしっかりと練習して走ったトレイルランニングのレースがこの信越五岳で、ペーサーバンビのおかげでかろうじて15時間切り。4年前って、その時が中学生であれば、高校は帰宅部で大学生の今の運動は趣味レベルってことだ(いつも3年単位で物事を考えるのが好き、もう大学生じゃないけどもw)。 なんでそんなにも時がたってしまったかというと、ひとえにレースに興味がなかったからだ。走って

          1ヶ月後に100mile(160km)走ってみることにした

          レイミラートレイルへ

          早起きして、ケガの二朗は置いてまたもや奥さんのサイちゃんにレイミラーへと連れて行ってもらうことに。 ベンチュラから30キロあるけど、30分で着いた。車をデポしてトレイルヘッドへ。 ムグピークと言われる国旗が立っている山頂まではかなりの急登。なぜか平日のこんな時間なのに多くのメキシカンが登っていた。 ここまではゼーハーと。ここからはアメリカのトレイルっぽいシングルというかダブルくらいの幅の硬めの土、走れる起伏の道が続く。 海を見ながらの絶景かと思いきや、海の反対側のここに

          レイミラートレイルへ

          #俺の裏山 in ベンチュラ

          こちらは祝日だけど、日本は平日(しかももう火曜日!)なので朝起きてまず仕事。その後、自分のプライベートな旅行の整理やカキカキなんかを少しして、夕方から裏山に走りに行った。 二朗くんが#俺の裏山 といって写真をアップしているあそこだ。でも二朗は肉離れらしく代わりにさいちゃんが連れて行ってくれることになった。 こっちにくるとランにせよ、自分のことをする時間に、日本より恵まれる。それは何故かというと、育児と家事の時間の分担がないからである。当然ながら、その負担はワンオペの奥様に

          #俺の裏山 in ベンチュラ

          ふらりメキシコ

          よく寝た、実によく寝た。 10:30に目が冷めて慌ててシャワーを浴びた。11:00にホテルを出て、やっぱりメキシコに行こうと思った。サン・イシドロまで一時間車を走らせ、ボーダーパーキング、というネーミングがまんまの駐車場に車を入れる。平日は9ドルなのに、週末は18ドルとなかなか高い料金設定。12時間でその料金なので、24時間だと二倍である。着替えやら必要な道具をバックパックに入れて、身軽に国境へと向かった。 メキシコに入国する前に、「パスポートさえあればすぐ帰ってこれるよね

          ふらりメキシコ

          南へ

          コンコンコン。 普段ノックされることなんかないコテージのドアが鳴った。 開けると今回のオフサイトのコーディネートをしてくれている「コーリー」がいて、すでに嫌な予感。 大雪で道路が閉鎖されて迎えが来られなくなった。すなわちRENOに帰れるのは明日以降、と。 ええ〜・・・と思ったけれど。試されてる〜とも思い、まあ仕方ないやと、のんびり過ごそうと決めた。その後状況が変わり、シャトルが出発できたと予想外の朗報。 実は今日の飛行機の便をとっているのにここに残っているのは僕とそのコ

          そしてみんないなくなった

          朝からずっとミーティング。 自分の英語での2時間のプレゼンが無事終わって、肩の荷が下りた。アメリカに来て4日目ということもあって、ようやくスムーズに英語が話せるようになってきたのもちょっと良かった。来る前に集中的にやってみたDMMオンライン英会話もちょっとは役にたったのかもしれない。 昨日雨だったのに、今日は朝からヘビーな雪。 夜中からもっと降るんじゃないかということで、飛行機も明日飛ばないかもとなり。慌てたクルーは続々とまずはRENOまで帰っていった。 僕はといえば、ま

          そしてみんないなくなった

          スプリットボード事始め

          リノから場所を移して、レイクタホにやってきた。ミーティングが終わっても通常業務がやってくるので寝たのが2:00だった。 翌朝は7:30に出発して道路脇のバックカントリーエリアへ。アメリカはこのように、普通のロードサイドに滑れる小高い丘がいくつもあるのがいい。 去年はミーティングにスキーが盛り込まれヒャッホイセクションだったのだけれど、今年からはチームビルディングと知識を増やす半日の真面目なクリニックになった。まあ、いずれにしても外でそんなことをしようというのはアウトドアの

          スプリットボード事始め

          Nevada の Renoへ

          Renoというネバダの街に出張で行くことになった。 いったいどこにあるんだろうと思って調べると、シェラネバダの右側、冬にシェラの山々が雪で閉ざされてしまうとずいぶんと遠い場所にあるというのはわかった。 羽田発のアメリカン航空に久しぶりに乗る。 アメリカンは全体的なブランドデザインの方向性が好き。モニターにはキャビンアテンデントが載っているのだけれど、同じ顔かと思っていたら、見渡す限り違う人の写真が使われていた・・・すごい凝っている。 LAXで乗り換えて、1時間でRenoへ

          Forget Me Not 2019

          どうやらあれから10年が経ってしまったらしい。 確か雑誌『coyote』の中に小さく載っていたのだと思う。「Creative Writing 講座生募集」というような題名で。 悩みながら応募エッセイを書いて、受け入れてもらって、麻布のSWITCH本社の地下のカフェに通い始めた。 幸運なことにも、人生において師と呼べる方が何人もいる。SWITCHやcoyoteの編集長でもあり創業者でもある新井さんもその一人だ。新井さんが創った『SWITCH1997年1月号』を手にしなければ、

          キリマンジャロに登る

          あこがれの山、キリマンジャロに登頂した。 標高は5,895m、文句無しのアフリカ最高峰である。 山頂で朝日を眺めた、眼下には巨大な氷河が見える、でもここがそんなにも高い場所だとはイマイチ実感がない。気温はマイナス15℃、それにしても寒い。 下山時、山頂を目指す人々と何度もすれ違う。皆、薄い空気の中をつらそうに登っている、その中の一人、白人女性が話し掛けてきた。 「山頂から来たの?」 そうです、と答えた。 「まあ!じゃあ登頂したのね、私も早く上に行きたいわ。頂上はさぞ素敵だっ

          キリマンジャロに登る

          ケニア山に登る

          アフリカ第二の高峰、ケニア山に登る。 ご来光を見るために早朝は真っ暗な中をヘッドランプを点けて登ったのだが、ふと足を止めて今いる状況を眺めてみると、笑いが込み上げてきた。 標高は4800m付近、ちょっとシリアスな北壁ルート、気温は氷点下で靴はスニーカー、ガイドもポーターもなし、下に落ちたらまっさかさま、おれって馬鹿だなあ、はははーって思った。 しかもルートをちょっと間違えて、下からあがってきたグループに「そっちじゃないぞー」って教えてもらった。だって、暗くてみえないしね・・・

          ケニア山に登る