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1ヶ月後に100mile(160km)走ってみることにした

「4年前の1年間に最も多くのいいねが付きました」と最近Facebookが教えてくれたのがこの写真。思えば、最後にしっかりと練習して走ったトレイルランニングのレースがこの信越五岳で、ペーサーバンビのおかげでかろうじて15時間切り。4年前って、その時が中学生であれば、高校は帰宅部で大学生の今の運動は趣味レベルってことだ(いつも3年単位で物事を考えるのが好き、もう大学生じゃないけどもw)。

なんでそんなにも時がたってしまったかというと、ひとえにレースに興味がなかったからだ。走ってみたい国内のレースはほとんどなく、限られた自分時間やお金を同じように使うならば、他の山旅をしたほうがいい。そう思って、ファストパッキングだったり、韓国や台湾の山に足を運んだ。

そんな自分が100マイルのレースに出ることにしたと周囲に告げるとみんな驚く。「100マイルとか興味なかったんじゃ」とか、「どんな心境の変化?」とか。

経緯はこうだ。
今月末にアメリカに出張で行くことになり、木曜日に終わるのでそのまま週末残って遊べるかと友人の二朗くんに聞いた。するとその週末はカリフォルニアで100マイルのレースに出ているので、一緒にどうですか?と軽いお誘い。まあ、それもオツかもなと、一週間ほど迷ってからエントリーしてみたのが9月26日(木)。レースは11月2日なので、焦って練習をし始めたのが翌27日(金)。

準備期間がなさすぎじゃないかとか、無理なんじゃないかとか、まるで10年前に初めて出た信越五岳100kmのときのような気分で、その重圧がむしろ面白いからエントリーしたのかな。100マイルは練習すれば完走できると思う。でも今回はわからない、無理そうでドキドキする。それが自分にはそそるんだと思う。実現できないからかもしれないからこそ、そこにワクワクしてみたり。あ、求めていたのっていつもの旅と一緒で、これだったのかも、と思った。だからこそ、この4年間、普通のレースへの興味は失われていたのかもしれない。

未知のものに挑戦すること。
課題を見つけて解決していくこと。
仕事にも趣味にも共通して自分が常日頃求めていて好きなのが、これだったのか、と改めて発見したのであった。

まずは昼休みに同僚と会社の周りを5km走ってみた。彼らについていけずにおえーっとなるほど満身創痍状態。4年前と比べるとあまりにも多くのもの失ってしまっており、それを取戻す戦いとなりそうである。もちろん、あのときの状態がたった一ヶ月で取り戻せるほど甘くはないのが、この数日走ってみてわかってみたところ。

ランナーとかトレイルランナーとか呼ばれるのがすこぶる嫌いだ。自分が思うランナーってもっと高いところにいるからなんだと思う。でもこの一ヶ月だけはランナーになってみようと思う。

今の月間走行距離は40km程度。3日前に5kmをゲロ吐きそうになって全力で走ってみたら4:30が限界だった。そんな走力が、この短期決戦でどう変わるのだろう。どのように体が変化していくのかが楽しみな一ヶ月となりそうである。(故障しちゃったりして・・・笑)

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