【意志の弱い人へ】If‐thenプランニングのススメ
みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、ご存知の方も多いかもしれませんが、If‐thenプランニングについて書いていきたいと思います。
それでは、さっそく行きましょう!
目次は以下の通りです。
①If‐thenプランニングとは?
If‐thenプランニングは、社会心理学者のHeidi Grant教授が、著者『Nine Things Successful People Do Differently』で提唱している、目標達成のための手法です。
目標達成のための手法といってもif-then プランニングのやり方はとっても簡単です。
簡単にご紹介します。
「AしたらBする」と決めて、実行をするだけ。
これだけです。(笑)
「【if】Aしたら【then】Bする」
※もしもAしたら、Bする
こんな形になっているので、if-then プランニングと呼ばれているのでしょう。
一つ例を挙げます。
一日の中で、軽く身体を動かしたいなと思ったとします。
軽い運動は、スクワット10回とかにしましょう。
行動のきっかけは…そうですね。
勉強で怠ける率が高いので、勉強中に設定してみましょう。
適当にIf‐thenプランニングを作るとすると
もしも、A「勉強中、怠けてスマホ見たいなって思った」なら、B「スクワットを10回する」みたいな感じです。
この場合、
Aは、勉強中に怠けてスマホを見たいと思う
Bは、スクワットを10回する
になります。
こんな感じで、行動のトリガーを決めておくイメージで私は受け取っています。
②If‐thenプランニングの良さ
If‐thenプランニングは、「事前に~したら、~する」と決めておきます。
だから、いざ、実行のタイミングがきたら、決めておいたことを体が自然と行う様になります。
何かを実行したいと思っても、実行のトリガーを決めておかないと、実際にいつ取り組めばいいのかについて、頭は分かってくれないようです。
もしも、トリガーを決めていない場合は、やりたいとは思っているけれど、なかなか実行に移せないというモヤモヤ状態が続いてしまい、果ては何をしようとしていたか忘れてしまうといったことが発生してします。
逆に、行動のトリガーさえ決めてしまえば、実行に移しやすくなるということが言えます。
先ほども書きましたが、If‐thenプランニングは、ある行動のトリガーを決めておくことです。
行動のトリガーを決めておくことで、自分のやりたいことを着実に進めていくことができるのがIf‐thenプランニングの良さと言えそうです。
また、行動のトリガーを決めておくと意志の力にそれほど頼らずに、実行することができるというのも良さの1つだと思います。
いざ!鎌倉!!
みたいな感じで、気合いを入れてやろうとしなくても、タイミングが来たら、始めるということがしやすくなります。
実際にしばらくの間試してみていますが、効果的です。
私のように邪念に囚われた意志の力が弱いタイプの人は、特に効果を発揮する方法だと思います。
③活用のコツ
If‐thenプランニングのコツは、実行したいなと思うことを決めて、その行動をよくやる別の行動と紐づけることかなと私は思っています。
ざっくり言うと、実行したいことを「別の何かの行動とセットにする」というイメージです。
たったそれだけかよ感が否めないですが、たったこれだけです。
でも、意外と「~したら、~する」というきまり事って作ってないのではないでしょうか?
少なくとも私は、「実行したいと思ったことを別の行動とセットにする」ということは、あまり行っていませんでした。
If‐thenプランニングは、しばらく続ければ習慣にすることもできます。
しかし、ちょっとしたやりたいことに対しても有効です。
今月は「~したら~する」みたいな活用の仕方もできるということですね。
どんな場合でも、実行したいことをよくやること行動とセットにするというコツを生かすことで、If‐thenプランニングを取り入れることができると思います。
④私のIf‐thenプランニング活用例
最後に、どんな感じで、今、私がIf‐thenプランニングを活用しているかを3つほど、紹介してみようと思います。
以下、私のIf‐thenプランニングの一部です。
1 湯船に入ったら、翌日の予定の確認をする。
2 ベッドに入ったら、読書をする。
3 家のデスクのイスに座ったら、書き物をする。
1は、夜、翌日の予定を確認したい。
2は、読書をしたい。
3は、書き物をしたい。
という実行したいことを家でよくやる行動とセットにしてみました。
実際に、これを決めたことで、3つのことは、かなりの確率で続けることができています。
一つ言っておくと、意志の力が全く必要ないわけではありません。
実際に、「ねみーから寝ちゃお」みたいな邪念に囚われることは今でも結構あります。
でも、行動のトリガーを決めて実行を続けていたら、どれも習慣と呼べるものに近づいてきた気がしています。
実際に、書き物については、265日を経過しました。
何にも続かない私がこれだけ長い間続けることができたのは、良い例ではないでしょうか。
If‐thenプランニングを生かせば、ちょっとやるかぁくらいの意志の力でも行動に移すことが可能になると思います。
いくつも一緒にはじめると最初はややこしいと思います。
※欲まみれの私はそれで何度も失敗しました。
ですので、特に実行に移したいことを一つ決めて、それをよくやる行動とセットにすることから始めるということをしてみてはいかがでしょうか。
If‐thenプランニング、とてもオススメです。
以上、If‐thenプランニングについてでした。
・読んで下さった方々へ
最後までお読みいただきありがとうございました。
先程も書きましたが、何かやりたいことがあるなら、If‐thenプランニングはとても便利な方法の一つだと思います。
試したことがない方は、何でもいいと思うので、ぜひ一度、やってみてください。
きっと、効果を感じるのではないかと思います。(私がそうでした)
今回の記事が、少しでも参考になったら嬉しいです
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