悪口の郵便屋さん【学級編】
先日、大人の悪口の郵便屋さんについてかきました。
今回は、学級指導に生かす悪口の郵便屋さんの考え方について書きたいと思います。
誰かが、噂話のように悪口やマイナスなことを広めるような行動をしている時が、学級で指導をするチャンスです。
必ず観察していれば、そういうタイミングは訪れます。
そして、そういう場面に出くわしたら、個別にではなく、全体に、悪口の郵便屋さんについてお話をしてあげてください。
具体的には、
「人に聞いたマイナスの話を広めることを悪口の郵便屋さんといいます。」
「悪口の郵便屋さんは、郵便屋さんが手紙を届けるように嫌なことを人に届けることを言います」
「マイナスなことや悪口を配達されて嬉しい人はいません。ですからそういう行為はしないでもらえますか。」
「もしも、聞いてしまったり、話されたりしたら、心の隅にそっとしまっておくか、先生にこっそり相談にきてくれないでしょうか。」
「そして、悪口の郵便屋さんの代わりに、聞いて嬉しくなることやプラスのことの郵便屋さんをしていくと良いのではないかと先生は思います。」
「みんなでこれを気を付けていくと明るい雰囲気になっていきますので、ぜひお願いします。」
といった具合です。
少し長いですが、指導するのは1分くらいでできます。
クラスの中には噂好きの子や無意識に悪口の郵便屋さんをしてしまう子がいます。
そういうおしゃべり好きな子たちが良い影響を周りに与えていけるように、立ち振る舞いのお願いしておきましょう。
子どもたちはそういうことについてはとてもかしこいですから、きっとわかってくれると思います。
お願いするからには、根気よく見守っていきましょう。
お読みいただきありがとうございました。
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