【友達と関連付ける】授業中の声掛け
先日、学びを繋げる声かけの話を書きましたが、今回は、それと関連する授業中の声かけについて書いていきたいと思います。
先日の記事はこちら↓↓↓
前は、主に学びの内容が過去のものと繋がっていたり、これからのものと繋がっていたりすることや他の教科との繋がっていることについて書いてきました。
今回の友達と関連付けるというのは、授業の中、子どもたち同士を関連付けることにあります。
主に以下の3つの視点です。
①友達の考えたことと関連付ける
自分の考えたことや考えていることと、友達の考えたことが「似ている」「違う」そういった視点で比較して関連付けることをしていくと、子どもの考えは広がっていくと思います。
その際は、ぜひ一言
「どんなところが?」
と付け加えてあげると良いと思います。
そうすることで、③のクラス全体を関連付けるにつながっていくと私は考えています。
②友達の思いと関連付ける
友達の思いと関連付けるための質問の具体的な例は、
「なぜそう考えたのだろうか」「どういう気持ちでそうしたのかな」
といったものです。
こうした質問を日頃からすることで、友達の思いを想像したり、寄り添ったりする力を培うことができるようになると思います。
ぜひ、ちょっとした時間でできるので、そうした質問をしていく時間を少しでも設けると授業はより素敵なものになると思います。
また、こうした活動は③の声掛けに繋がっていきます。
③クラス全体を関連付ける
①や②で行っている行為をクラス全体に波及させていくことをすると、クラスの友達みんなのつながりを授業で強めたり、広げたりすることができるのではないかと思います。
③では、①や②で行っている声掛けを全体の場で行うことです。
例えば
「旅人Xくんは~と考えたみたいです。なぜ、旅人Xくんはそう考えたのでしょうか。ちょっとみんなで考えてみましょう。」
といった声かけです。
授業の中に、このような声掛けをする機会を設けることで、授業がさらによいものになると思います。
ぜひ、授業の準備をする際に、ご活用ください。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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