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小学校教員の日常

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日々の生活の中での気付きや考えたことを書いた記事を集めたマガジンです。 小学校で働いている私が考えたことや感じたこと、気付いたいことを日記のようなイメージで書いております。私の思…
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2020年4月の記事一覧

【学級経営】競争について

学級を経営していく上で、競争について意識していくことはとても大切な事なのではないかと思います。 他者と競争をすると結果に対して上下の関係が生まれてしまうことがあります。 教室の中では、互いに協力しあっていくことに力を入れてやっていきたいところですが、運動会等の学校行事をはじめ、意識しても、どうしてもそうした場面に出くわしてしまうことがあるのではないでしょうか。 世の中では、競争の原理が強く働いているように私は感じています。 他より優れたものを開発しよう、他よりも優れた

子どもに伝えたいシェアの気持ち

とても崇高な目的のためのシェアというより、日常を心豊かに生活していく上でのシェアといったライトな気持ちでお読みいただければと思います。 日常の中で気を付けられることの中で、伝えたい気持ちは大きく2つ 1つ目、もののシェアについてよく子どもたちは、「独占したい、自分が使いたい、自分がやりたい」という気持ちが先行して、ものの奪い合いをしますが、ものを一緒に使う等、共に~する、共有して必要な時、もしくは順番に使う時に、シェアすることのよさを感じてほしいと思います。 もしも、も

考えの出し惜しみをしないで、シェアすること

近頃、いくつか記事を書いていて思ったことを今日は書こうと思います。 先に、今回思ったことを書きます。 「学校教育において、考えや知識を出し惜しみしないで、周りの人とシェアすることがとても大切なんじゃないか」と思ったということです。 自分の考えたことを自分の中にしまっておくというのも商売的な目線でいったら必要なことだと思います。 しかし、私たち教員は、商売目的でやっているわけではありません。 ですので、互いに考えたことや得た知識等を交流等を通して、シェアしていけば、教

休校中の課題の出し方

休校中の課題の出し方は、それぞれの学校であると思いますが、改めて作ったり、今から作る方向けに書いておきたいと思います。 私が気を付けてることは大きくわけて2つです。 ①課題は約何日分なのかわかるようにすること課題を何日くらいでおこなっていけばいいのかの目安が曖昧だと実施する方も困ると思います。 学校に合わせて細かい時程などを出すという手もありますが、実施に際して制限がありすぎるのもプレッシャーになるのではないかと思います。 ですので、私は、書いてある課題が何日分にあたるの

休校期間中のweb研修のススメ

現在休校期間になっている先生方も多いと思い、自宅でもできるweb研修をご紹介します。 準備する道具スマホやPC、タブレットのうち、どれか1つもしくは2つ。 使うアプリ等主に今回紹介するツールは2つ、LINE等のビデオ電話とZoomです。 どちらもテレビ電話でコミュニケーションがとれますが、 zoomですとPC等の画面の共有がしやすくなります。また、人数が多い場合は、こちらのほうがやりやすいと思います。(課金しないと時間制限ありです) 数名でドキュメント等の共同編集がしたい

【休校中にやること】学校再開時に向けた予定の確認

休校中には、授業の準備や事務作業等を効率よく行うことがとても有効だと思います。 しかし、まずは、何より、 子どもが来た時のことを想定して、予定を管理すること が大切だと思います。 学年の先生たちと一緒にできればいいですが、勤務の都合上そうはいかない場合も、連絡を取り合いながら、実際に再開したときにどのようにスタートを切っていくのか確認しておくことをオススメします。 特に、若手の先生や初めての学年をもつ先生は、何をどのようにしたらよいのか具体的でないと、いざという時に不安がよ

職員室あるある(これ誰?編)

最近暗いニュースも多いですし、今日は息抜きがてら、職員室のあるあるについて書きたいと思います。 職員室あるあるその①小さいゴミ箱が勝手に移動する。 これは、みんなが使う時に近くに引き寄せてそのままにしているから起こるのでしょうが、意外と捨てようとした時にないということがしばしば起こります。名前を書いておかないとホントにどっかいきます。いつだれがやっているのか、詳細は不明… 職員室あるあるその②冷蔵庫に謎の食べ物が放置されている。 誰のか分からないプリンやお菓子が放置さ

嫌な気持ちの後出しじゃんけんはしない。

今回の話は、子どもにも大人にも言える話だと思います。 日本人の気質や文化的に、嫌な気持ちを結構我慢しがちではないかなと旅をしていて感じるようになりました。 普段学校で仕事をしていても同じことを感じます。 「嫌だけどいったら相手が可哀そうだと思って言えなかった。」 「なんて伝えたらいいのか分からない」 このような気持ちを聞いたこと、感じたことある人、少なくないのではないかと思います。 でも、その割には、後で人に愚痴ったり、後でこっそり怒りを爆発させたりする人も少なく