市場の蜂の巣(タイ)

画像1 バンコクは大都市だけれど、現役の市場がいくつもある。地下鉄の駅ができて大幅に小さくなった昔ながらの市場を歩いていたら、頭上に大きな蜂の巣があった。これ、中身はいないよね? 路上のはちみつ屋さんがときどき、輪切りにした、まだ蜂のいる巣を見せていたりすることがあるけれど、これは? 驚いているわたしを見て、お店のおばさんが笑っている。ああ、きっと安全なんだろう。―こういうやりとりがあるから、わたしは市場が好きなのだと思う。商品の対価としてお金を渡す以外のコミュニケーションが、そこにはあるから。

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