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龍山寺【台湾旅行】

台北のパワースポットの龍山寺。

料金:無料
時間:6:00~22:00
休業日:なし
アクセス:MRT「龍山寺」出口1
台北市松山區八徳路4段761號
正面の門を入ったら、まず右手にある入口へ向かう。入口と出口が決まっていて、右手の入口「龍門」から境内に入って参拝。その後、左手の出口「虎門」から帰る、という流れが決まっている。敷居は踏まずに左足から入る。

参拝方法
①門をくぐってすぐ右手に売店があり、そこでお線香をもらうことができる。スナックやお菓子なども販売されているのでお供物も購入できる。お供物を用意しなくても、神様への敬意を持って「香油箱」か「功德箱」と書いてある賽銭箱に浄財を入れることも◎。以前は各神様にお参りをし、それぞれの香炉に線香を1本お供えするという参拝方法だったが、現在は香炉が1つなので、火のついた線香を持って境内を巡り最後に香炉に入れるのがベスト。
②売店からすぐのところに「点香区」という線香に火をつける場所がある。
③参拝の順番は、本殿の御本尊・聖観世音菩薩(境内真ん中)、そして後殿を右から順に反時計回りに参拝。
④本殿前の天公炉(天空の神)→観音炉(観音菩薩)→後殿に周り向かって右から文昌炉(学問、受験の神)→水仙炉(水を治める神)→媽祖炉(航海の守護神)→註生炉(子宝の神)→關帝炉(商業、お金の神)の順に回る。
⑤お参りの仕方は線香を頭上に掲げて3回礼をし、心の中で神様に自分の名前・年齢・職業・住所・願い事を伝える。
⑥本殿に戻り、香炉に線香を差して終了。

おみくじ
台湾占いの主流は、神様の前で願い事を祈願し、そして「擲筊(ポアポエ / ポエ占い)」して「籤(qiān チエン / おみくじ)」を引くというやり方。誰でも無料でおみくじを引くことができるが、日本のように簡単には引けない。
擲筊は願い事を神様に問う際に、赤い三日月型をした「筊杯(jiǎo bēi ジャオベイ)」の木片二つを投げると、神様がその願望に対して次の形で返事をする。
・聖杯(shèng bēi シンベイ)
2つの筊杯が表が一つ・裏が一つ。
・笑杯(xiào bēi シャオベイ)
2つの筊杯が両方とも平らな面。
・陰杯(yīn bēi インベイ)
2つの筊杯が両方ともふくらんだ面。
裏と表が出ればOK。どちらも表、又は、どちらも裏であればNO。

①参拝と同じように、神様に名前・住所・年齢を告げてから、聞きたいことや悩み事について言い、筊杯を投げる。裏表の聖杯が出れば②へ。どちらも表又はどちらも裏であれば、この質問はダメという事なので、質問の仕方を変えたり他の質問をしたりして、再度筊杯を投げる。(本来であれば、1つの質問に対し3回連続で裏表が出たら次の質問に移れるが、時間が限られてる方もいるので1回でもOK。)
②筊杯の隣に数字が書かれた細長いくじが置いてあるので、1つ引く。引き当てた番号でいいのか神様に聞くため、筊を投げる。裏表が出れば筊杯を戻してから③へ。出なければくじを引き直し、再度筊杯を投げる。
③近くに籤が入った引き出しがあるので、先ほど引き当てた番号と同じ籤を探し、一枚もらう。くじの左上に書かれている「上上、上下、中中、中下、下下」は左から順に大吉→凶。

この辺りは萬華地区と呼ばれる台北市でもかなり古い街で、仏具街や薬草街、骨董街、伝統市場などが連なる。駅や寺の周辺は、おしゃべりをしたり、将棋をしたり、さらに賭け事をしたりするお年寄りの方が溢れ、下町の風情がかなり濃厚。「雰囲気がちょっと怖い…」と敬遠されがちだが、「台湾らしい台湾」を見られる絶好の場所。

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