エカテリンブルクの天使 ロシアワールドカップ旅日記6
6月25日(月)エカテリンブルク→(カザン)
夜行列車に乗り遅れてしまったのは、どこかに油断があったのかもしれない。ここまで旅が順調にきていたので、気持ちが緩んでいた気もするのだ。
この日、のんびりと朝食を終えて、ホテルを出たのは11時過ぎ。カザン行きの夜行列車は18時17分発なので、それまではエカテリンブルクの街を散策することにした。
エカテリンブルクは、やはり絵に描いたように美しい街だった。スカイブルーの外壁が美しい小さな聖堂に、金色のドームが輝く血の上の聖堂……。