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老けたくないなら皮下脂肪を付けよ!

ヒップや太もも、二の腕に付きやすい皮下脂肪は、セルライト化しやすく、女性の悩みの種ですよね?

お肉が付かなければ細い腕や脚、無駄な贅肉のないヒップが実現できるのに…

と悩む女性も少なくありません。

細い脚、無駄な贅肉のないヒップや二の腕。
 
細身のパンツが格好よく決まり、夏場は堂々と肌を露出出来る。
 
まるでモデルのようなスタイル。

このようなスレンダーボディーは憧れの的です。

そのスレンダーボディを実現したくて、ひたすら体重を落とそうと頑張っている人もいることでしょう。

しかし、必要以上に皮下脂肪を落とすことは、老化を促進させてしまうのです。



エストロゲン

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあることをご存じでしょう。
 
そのうち、エストロゲンには美肌効果があることが知られています。
 
この美肌効果とは、シミやしわ、たるみの予防、肌のターンオーバー促進、肌の炎症予防、美白、コラーゲン増加といった嬉しいこと盛沢山です。
 
コラーゲンを作り、エラスチンをつなぎとめ、美肌を保ちます。

エストロゲン作用を求めて頑張ってイソフラボンを摂ろうとするのですが、ガリガリに痩せてしまったところで、その効能に期待はありません。

それはサプリメントを摂ることによっても美肌効果は実現できないと言えるでしょう。

エストロゲンの分泌が始まるのは思春期です。
 
月経を迎えると、女性の身体はふっくらとしてきます。

このふっくらとした体型になる時というのは、エストロゲンの分泌の準備をすすめているところなのです。
 
皮下脂肪が付き始めてエストロゲンが分泌されはじめます。

つまり、棒のように細い太ももを目指し、ヒップや二の腕のお肉をなくすということは、皮下脂肪をなくすことであり、皮下脂肪をなくすことはエストロゲンの分泌を妨げてしまいます。
 
エストロゲンが分泌されれば、エストロゲンによって得られる、シミやしわ、たるみの予防、肌のターンオーバー促進、肌の炎症予防、美白、コラーゲン増加といった嬉しい効果を得られることに期待があります。
 
しかし、無理なダイエットをして皮下脂肪が少なく成れば、エストロゲンの分泌が不十分になります。

おまけに、無理にダイエットをすれば、身体はそれだけストレスがかかります。
 
身体がストレス状態に置かれれば、ホルモンバランスの乱れをきたしやすくなります。
 
特にエストロゲンとプロゲステロンのホルモンバランスが乱れると、シミやしわ、ニキビ、乾燥、肌荒れといった皮膚トラブルを起します。
 
おまけにホルモンバランスの乱れによって、気分が安定せず、イライラしています。

これが老化という悪循環を招きます。


皮下組織

この皮下脂肪が無理やりダイエットをして必要以上に少なくしてしまうと、皮下組織が緩んでしまいます。
 
これが真皮や表皮の弾力を失い、しわやたるみを作ります。

これによって身体がやつれてしまいます。

このようにダイエット方法は誤ってしまうと、やつれた不健康な身体を作ってしまうのです。

無理なダイエットによって痩せすぎることは見た目の問題だけではなく、生活習慣病や一生出産が出来ない体、要介護状態といった深刻な状況に追い込みます。

痩せすぎよりも適度にふっくらしているほうが、見た目が健康的になり、皮膚の潤いや弾力も増します。
 
エストロゲンの分泌の面においてもそうですし、皮下組織の組成においてもそうです。
 
肌が美しく保たれていることは、栄養状態がよいと言えることです。


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