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【編集者の仕事 番外編】一番緊張する瞬間 ~出来上がった本が届いた!

ついに来た…!!!
何カ月もかけて編集した本が、印刷所から届きました。

どぉーんと800冊!

何度経験しても、この瞬間が一番緊張します。他の編集者さんは違うのかもしれませんが、少なくとも私の場合は。
今日も朝からドキドキしながらごはんを食べ、電車に乗って会社に着き、今か今かと本の到着を待っていたのでした。

そしてこの束の1つを開けて、完成した本を手に…!

届いた束の上に載せてみた

なんでこんなに緊張するんだろう。
考えてみたところ、「さあ、売らなくては!」と気合いが入るからのようです。決して、誤植を恐れているからではないですよ。決して…(以下略)

いっぽうでホッとする瞬間も。
出来上がった本を見た方々から「色がキレイに出てるね」「思っていたより落ち着いた感じ」「うまくまとまったね」という声を聞けました。
あたたかいお言葉をいただけると安心します。いつもありがとうございます(ここで言うな)。

そして、いよいよ献本作業です。まずは、本書に携わってくださった皆さまへ、手書きのお手紙を添えて。
そのあとは「ぜひ、この本を取り上げてくださいね」という願いを込めて、各所へお送りします。この結果、某雑誌の書評コーナーや読者プレゼントで扱っていただけることもしばしば。したがって、地道にコツコツ続けます。

献本時の写真を撮り損ねたので、書影で

大きな出版社さんでは役割がきちんと分かれているという話ですが、うちのような小さな出版社では、一人でいろいろこなす場合も多々あるようです。
本業は書籍編集者の私も、実際にやっているものを列挙すると
・企画づくり
・編集
・販促
・広報
・SNS
・人事(?)
・ときには書店営業(?)
など多岐にわたっています。ここだけの話、「あの業務は好きだけど、あれはちょっと苦手…」などありますが、それはおいおい。


最後に、ちゃっかり宣伝。
今回取り上げた本は、7月17日に発売予定の『幸せな100歳になる習慣』です。詳細はこちらをクリックしてくださいね。弊社に直接ご注文いただくことも可能です♪

予約受付中でーす!!!(大声)


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