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婚活相手への条件

婚活を続けています。

婚活していると色々な条件が目についてくる。
年齢、年収、身長、体系、顔の造形、学歴、etc....

けれど最近思うのはそういった条件はあまり関係ないかもな、というところ。
相手に対しての条件を手放しつつある。

条件ってのは言い換えれば相手の問題点よね。
「家事ができる」という条件にたいして
「家事ができない」という問題点

婚活したり、交際したりしてその期間が長くなればなるほど相手のいろんな面が見えてくる。
そうすると新しい条件が追加される。

例えば
「あ、この人は並んで歩くときに道路側に立ってくれないんだ」
という気づきが「道路側に立ってくれるかどうか?」という条件になり、そのまま条件に一致しない点として追加される。
そういった気付きが積み重なっていくと
「この人はこんなに条件から外れていることに気が付いた、この人と結婚してやっていけるか不安」
となって別れちゃったりする。

だけど増えた条件はそのままだから、次の相手を探す時もその増えた条件をベースに相手を判断しようとする。
「前の人はここがダメだったから、次の人はそうじゃない人を」
そうすると、どんどん足切りの条件が増えていく。

結果として色んな人と交際を繰り返せば繰り返すほどに色んな条件が積み重なって加速度的に婚活が難しくなる。

それに後から増えた条件って細かい振る舞いに関する部分が多いから、なかなか確認できる機会がない。
色んな条件があって、それが確認できないこと自体がストレスや不安になって
「この人で大丈夫だろうか・・・?」
となってやっぱり別れちゃったりする。

相手に対する条件って追加しようと思えばいくらでも追加できて、いつのまにかその条件でがんじがらめになってしまう。
「服を褒めてくれない」「扉の開け方が雑」「ハンカチの畳み方が汚い」「服にシワが寄っている」「反応してほしい話題に反応してくれない」「歩くスピードが合わない」と、無限に追加できてしまう。

特に「この人で大丈夫だろうか・・・?」とナーバスになっている時はことさらそういった条件を探してしまう。
おかしなことにその不安を確認するための情報を集めて「やっぱりだめかも・・・」と一層ナーバスになる。

そうやって条件に囚われすぎると一生婚活が終わらなくなる。


ではどうすればいいのだろうか?

「あ、この人はこういう面があるんだ、自分と違う・・・」
という「気づき」自体は悪い事じゃない。

その「気付き=問題点=条件」を2人で解決できるかどうかが大事なんじゃないかなと。

「あなたの事は好きなんだけど、〇〇なところが少し気になる」
と相談を持ち掛けて、その問題を解決できればもうその問題点=条件はもう気にならなくなる。
もちろん直ぐに解決できる問題、なかなか解決できない問題など色々ある。
けれど二人で相談して着地点を見つけられれば、そう悪い結果にはならないのではないかなと。
そうやってお互いの気に付く部分に対して相談して解決していくことによって信頼感が生まれて最終的に
「この人となら色々な問題(条件)があっても解決していけるから大丈夫そう」
となって結婚まで行きつくんじゃないかなと。

相手に不満を伝える、それを2人で相談して解決していく。
というルーティンを綺麗に回せるのが理想的。

「は?そんな細かい事を気にすんの????」
という人はもうそもそも問題外、たぶんそんな人と結婚しても上手く行かない。


ただ相手に不満を伝えるというのは結構勇気がいる。
ある種相手を否定しているのだから。
なのでなるべく角の立たない言い方で伝える必要がある。

一番やっちゃいけないのは
「普通は〇〇だったら××するよね、どうして全然やってくれないの?」
というやつ。

相手と合わない部分は自分にとっての常識だったりするから
「普通は」とか「全然やってくれない」という言い方になってしまいがち。
でも十人十色というか、自分で「常識」と思う事って案外「自分にとっての常識」だったりする。
育ってきた環境、今までの体験、それぞれみんな違うんだから「自分にとっての常識」ってみんな違う。
だからこそ、その違いが問題点=条件として浮かび上がってきてしまう。

そこに自分の常識でもって↑の様な言い方をすると相手を否定した物言いになるから喧嘩になってしまう。
俺はコレをやって大喧嘩になって見事に別れた。

だから自分の常識を縦にした言い方をしないで
「〇〇なところ、私はちょっと気になるから◇◇にしてくれると嬉しい」
という風な言い方をした方が上手くいく、たぶん。
好きな人にこういう風に言われてムカつく人って多分いないと思う。
むしろ「こうしてくれたら嬉しい」と言われればむしろそうしたいよね。

「普通はこうする」「こうするべき」「なんでこうしてくれないの」「こうした方がいい」
という「あなたは正しい所から外れている」という言い方ではなく

「こうしてほしい」「こうしくれると嬉しい」「私は嫌だからやめてほしい」
といった様な「自分の気持ち+お願い」という形をとればあまり角も立たずに相手に不満を伝えられるんじゃないかなと。

もしそれでも直してくれなかったり、その意思が無かったり、相手にしてくれない様ならその交際相手はそもそも自分の事を大切にする意志が無いのだから別れるべきだと思う。

そう考えると相手に対して
「ここ、ちょっと不満だな」
という点が見つかったらその不満を伝えてみてどう対応してくれるか、その不満自体が試金石になる。


そうやってお互いについてやり取りをしているうちにどうしても譲れない部分、理解できない部分が出てきたらそれが本当に相手と「合う、合わない」という分岐点なんじゃないかと思う。

まとめ

第一は不満を抱え込まないでちゃんと相手に伝える事。

第二は相手を否定しない言い方で相手に不満を伝える事

第三は不満にたいしてどう向き合ってくれるか確認する事

ができれば積もり積もった相手への条件を手放していけるんじゃないかな、と思いました。

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