カーフレイズ再考
こんにちは、だいじろうです。
これまでの足部疾患シリーズの記事はこちらから参照ください。
今回は足部・足関節周囲のトレーニングとして代表的なカーフレイズについて再考していきたいと思います。
まず、カーフレイズはトレーニングとして用いられるだけでなく、それ自体が評価として用いられることもあります。
カーフレイズはそれぞれの筋機能や可動性なども含めて評価できるため、足部・足関節疾患はもちろんですが、さまざまな下肢疾患への影響も把握することができるようになります。
では、まずは評価時のチェックポイントについて解説していきます。
評価としてのカーフレイズの概要
評価としてカーフレイズを行う際には当然ながら前提をそろえておく必要があります。
その評価の目的によっても変わるため、ここではベーシックとなる部分を共有しておきます。
①足幅は股関節幅とする
②つま先の向き(第2列の向き)を正面に向ける
③最大底屈位と軽度底屈位とでアライメント評価を行う
①の足幅や②のつま先の向きなどは任意とされることもあるかと思います。
ここは目的によっても変わるかと思いますが、私は評価の正確性や再現性などを考慮し、規定するようにしています。
カーフレイズの評価では静的・動的なアライメント評価を行います。
日常生活やスポーツ動作では、軽度底屈位での動作が多いため、それに近しい肢位での機能の方がより病態を反映することが考えられます。
なので、私は最大底屈位と軽度底屈位でアライメント評価をするようにしています。
具体的なアライメント評価のポイントは以下に解説していきます。
ここまでが無料で読める内容となります。
以下では「カーフレイズ再考」について詳しく解説しています。
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