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EAGLES Hotel California 2020 Tour ーNYまで行ってきました! その2

 ライブ会場は世界で最も有名なアリーナとしても知られているマジソン・スクエア・ガーデンです。開演は20時でしたが、2時間前に着いても人は疎らで、下の写真のようにゲートオープンを待つ行列すらなかったんです。

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 正直言って「あれ?会場間違えた?ここに来てまさかやらかした??」と思いました。しかもこの時チケットの販売元にあるTicketMasterのサイトを見ても、今日のライブのページにだけアクセスできなくなっていたので、一瞬背筋が凍りましたね......

 しかし15分経つとゲート前に小さな列ができ始めていたのでとりあえず並ぶことに。念のため、先に並んでいた男性に「これはイーグルスの列ですか?」と聞くと“I think so."とだけ返事されました。前にいる人も含めてこれがイーグルスのための列だと100%の自信はなかったが、明らかにデカデカと「マジソン・スクエア・ガーデンのゲート」と書かれていたし、待機している年齢層も中高年の方が多かったので、それを信用して待つことに。

 18:20ごろになってようやくゲートのオープンが18:30であることをサイト上で確認することができました。しかし、18:30になってもゲート開く雰囲気がなく、-3℃の極寒の中、外で待たされているお客さんの中からはセキュリティに苛立ちを見せる人も出てきていました。この辺りは自己主張をはっきりするアメリカ人の特徴を垣間見た感じですが、正直言って自分も万全の服装で臨んだつもりでしたが、ここまで外で待機させられるとは思ってもみなかったので、これがこの旅の中で一番しんどかったですね。

 18:45になってようやくゲートがオープンしました!この時はさすがに待ち兼ねた人たちも歓声を上げて会場入りしていったのは一体感を感じました(笑)中に入ると、日本では考えられないようなセキュリティ体制が敷かれていて、飛行機並みの身体検査が行われていました。当然荷物もX線を通して厳しくチェックされ、レコーディング機器はもちろん、大きな荷物の持ち込みでさえ禁止されていました。これだけ厳しいと正直面倒臭いと思うこともありますが、逆に安全面についてはテロで襲撃されるような事態もこれだけやっていれば大丈夫と安心していられることができたのは良かったですね。アメリカは銃社会なので、いくら治安の良いNYでもそれだけは心配だったので。

 もう一つ会場入りして少し驚いたのは、ライブのポスターをほとんど見かけないことでした。日本のライブには全く行ったことがないので、比較することはできないですが、写真撮影のスポットが何箇所かあれば良いと思っていたが、それが全くなかったのが残念でした。とにかく会場に入ると、Tシャツが売られている物販と、フードコートが賑やかに開かれているだけで、その用事が済めば自席に着いて開演を待つ感じだったのは、純粋にライブだけを楽しむだけにあるような感じで、フェスみたいな雰囲気は皆無でした。

 それを地元の人は知っているのか、会場への入りはゆったりしていて、チケットは前売り完売にも関わらず開演の30分前になっても空席が目立っていましたが、開演時間である20時になってようやく席が大勢の人で埋まっていきました。にしても天井が高すぎて世界で最も有名なアリーナの偉大さには圧倒されました。とにかく広い!高い!でかい!

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 客層としては、中高年の方が多いですが、自分のように20代と見られる人もいてまったくアウェー感はなかったです。あとは家族で来ている人が特に多く、親子だけでなく、親子夫婦の姿も多かったのが印象的でした。これだけ歴史が長いバンドだと家族代々受け継がれていくのもイーグルスだからこそなんだと感じました。そしてそれは友人たちにも広がっていることの証明でもあり、どの世代、性別など人のステータスとは関係なくウケるバンドであることもこの客層を見て感じることができ、自分がイーグルス好きであることを恥ずべきものではないことも認識できたのは良かったです。

そして20:10になって遂にライブが開演しました。次回からはようやくライブの内容についてレビューします!

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