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地方公務員をやめようと思ったきっかけ

田舎の地方公務員を20年近く続けているが、正直言って定年まで続けようと思っていない。条件が達成すれば途中で辞めようと考えている。

そう思うきっかけはなんだったんだろうか。やはり出向をさせてもらったことが大きかったんだと思う。

それまでは、仕事でミスもして一喜一憂しながらも同期や同僚、または上司を見て比べながら一応の満足をしながら順調に「地方公務員」と経験していったんだと思う。

ある部署で小さなミスを抱えながらプライドから明かすことができなかったことが原因で少し大きな問題になったことがあった。仕事内容や周りの環境もあっていないなと感じていた。そんな中で出向の打診があったので、同じ部署に来年もいたくないと思っていたのでわたりに船をばかりにOKをしてしまった。これが後に公務員を辞めたいと思う契機となった。

出向中はそのまま同じ職場を続けていったら経験できないだろういろんな体験をすることができた。良いことも悪いことも含めて。ここでの具体的な話は今回は割愛。

出向から戻ってきたあと、出向中の経験を活かしてやろうと意気込んできたのだが、仕事のやり方は空気感の違いを感じて正直に空回り状態で、周りからは少し白い目で見られたと思う。出る杭は。。。というものだったのだろう。当時の上司との面談でも、「君の考えではここではやっていけないだろう」とはっきりと言われてしまった。

出向がなくて同じ職場で続けていれば、そのまま地元の人間と結婚して家庭をつくり地域に根付いて、しがらみととも仕事を漫然と続けていったかもしれない。
井の中の蛙かもしれないが、それはそれで幸せだったと思う。しかし、大海を知ってしまうとそれでは満足できないし、縛られているというストレスを感じてしまったのである。それが徐々に膨らんでいくとともに、加齢により身体機能も衰えてきことで1度きりの人生でこのままで良いのかという不安に苛まれることになった。これでがきっかけだったんだと思う。

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