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話すときによくありがちな注意点

みなさんこんにちは!

今日は話し方についてお話ししますね。よくあるのが、人前でも、会議とかでもそうですが、専門用語や難しい用語をたくさん使う人がいます。話している本人はとても満足げに話しているようなのですが、周りがついていっていません。

かつて私自身もそういう人に遭遇しました。エリートの人で会議でやたらと専門用語や難しい言葉を使います。しかし何を言っているかよくわからず、しかもどこかカッコつけに見えてしまいました。実は、この専門用語は特に人前で話す場合には、避けた方がいいでしょう。

言葉がわからない人にとっては、違う言語を話されているようなもの。興味が湧かない上、自分が阻害されている感じがして、話し手に対しても好感を抱きません。

デール・カーネギーは著書の中でこう述べています。

「職業と関係のない人たちに向かって話すときには、平易な言葉で自己を表現し、必要と思われることをできるだけ詳しくつけ加えることに、人の倍の注意を払ってください。」(『カーネギー 心を動かす話し方』 デール・カーネギー著 ダイヤモンド社)


またこの著書の中で、話す人たちの中で一番教養のない人に合わせて話すのが良い練習になるとも述べています。これは一見、簡単なように見えますが、自分がよく知っているものほど、わかりやすく伝えるのは難しいものです。

また例えば子供に理解させようとすると、相当工夫が必要になります。しかしそれが、自分の話し方を伸ばす訓練になるといっているのです。


例えば、みなさんに専門分野があるのなら、それを会議や友人と話す時に、わかりやすく話してみてください。私自身も、マーケティングやキャッチコピーをセミナーで教えたりしていますが、なるべくわかりやすく説明するようにしています。

しかし、時にはこれは大丈夫だろうと思っている用語でも、ピンときていない人がいるのをみて反省してやり直しています。

人は自分の得意なことに関して、どうしても人前でよく見せようとします。これは人間の欲求の中にあるものだと思います。ただそれは、人前で話しをする時、必要でなくなります。


以前の記事でも述べましたが、結局一番は「あなたらしく話すこと」なのです。別にカッコつけなくてもいい、等身大のあなたでいいのです。難しい用語を出す時には、あなたが聴き手になった時のことを考えて話す、ただそれだけです。自分が話し手であると同時に聴き手にもなって話すということです。

さあ、早速実践してみてくださいね!

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