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「面接」は試され、試す機会

お疲れ様です、きなりです🍥
今日は就職活動における「面接」のお話です。ほとんど他人の受け売りなのですが、自分も含めて面接に苦手意識がある方に届いてくれたらうれしいなと思い、記事にしてみました🙇‍♂️

今朝は早起きしてハローワークに行ってきました。「認定日」と言って、失業保険を頂くために定期的に面談を受けに行かないといけないそうなのですが、今日はその日でした。

初回の面談なので、ちょっと詳しめに「認定日」のルールについての説明を受けました。趣旨としてはこんな感じでした。(地域や職歴などによって違いがあるかもしれないのでご注意…)

・認定日は定期的にあり、その度に絶対ハロワに来所すること 
 ∟じゃないと失業保険もらえなくなる
・次回の認定日までに就職活動を2回行わないとダメ 
∟求人を見るだけじゃだめ。選考を受けにいくなどする必要がある。

「就職活動を2回行う」…ってみなさんどうでしょうか? 多く感じますか? 少なく感じますか?

わたしは就職のための応募や選考—―特に面接にハードルを感じており、それらを実行に移すのに二の足を踏みがちなので、正直、「2回ってかなり多いなあ…」って思っちゃいます。今日担当いただいたハロワの職員さん曰く「(面接に)行く人は行きますよ、1ヵ月に10社くらい」とのこと。そういう方ほど、採用を受けるのも(やっぱり)早いんだとか。

その職員さんが言うには、面接は一方的に”見られる(評価される)”のではなく、こちらも会社を”見る”絶好の機会だそうで、理由は以下の通りでした。

積極的に面接を受けるメリット

①実際に会社に赴くことで、社風を感じることができる

いまはインターネットの恩恵を受けて、24時間いつでもどこでも好きなタイミングで求人情報を調べられるようになりました。

求人サイトは多々ありますが、それぞれ競合しているので「自分のサイトに掲載する写真・求人内容は他社よりもっと魅力的に感じるように工夫しよう!」という魂胆があるはず。なので、実際よりポジティブな印象を受ける内容に編集されているのが一般的なんだとか。
※「ポジティブな内容」・・・仕事が楽しい、アットホームな職場、従業員同士で仲がいい等…

そこで、実際に志望する会社へ赴き、社内の雰囲気や、そこの従業員でもある面接官の人となりを伺うことで、”本当の社風”を実感し自分に合う/合わないを判断するための材料にできるのが、面接のメリットのひとつだそうです。

②業務内容や労働条件について、お互いに齟齬が無いか確認

求人内容を見て抱いたお仕事のイメージと、志望先のイメージが合致しているかを確認するには、面接のタイミングが絶好なんだそう。

当たり前ですが、求人内容の情報だけではお仕事の全貌が把握できないものです。一方で、志望先もこちらの提出した履歴書の内容だけで自分のすべてを知ってもらうことはできないです。

なので、面接の機会で、お互いがお互いに予め開示した情報(求人情報、履歴書など)についてお互いの口から再度説明したり、補足を加えたりし、内容の誤認がないかを確認しておくことで、就職後のミスマッチ回避につながるんだとか。

……個人的な話になりますが、わたしも面接の場で齟齬の発生を回避した経験があります。履歴書には確かに「配偶者はいない」旨の記載をしていたのですが、面接中、わたしが「既婚」である前提でお話が進んでいることに気づき、すぐさま訂正させていただきました。”結婚”って(語弊を恐れずに言えば)女性にとっては良くも悪くもキャリア・および選考に関わることなので、あの時間違いを聞き流さなくてよかった…と思ってます。

③業界の事情・情報の収集ができる

特に志望する職種・業種が未経験であるほど、おいしい情報が得られます。というのも、面接は実際に現場で活躍されている方と直接お話ができる機会なので、現場で働いたことがない人間には知りようのない情報をここで収集できるからです。

「知りようのない情報」とは、前項で述べた「社風」や「業務内容や労働条件」も含みますが、個人的には”面接中の質問”が一番勉強になると思います。

やはり面接は「相手がこの仕事に就く素質があるのか」を試している面もあると思うので、そういった趣旨の質問をされる印象があります。

例えば、わたしは未経験ながらもデザイン制作会社の面接をうけたことがあるのですが「最近のデザインで印象的だったのは?」「今後どんなデザインが世の中に求められる?」といったような、デザインにどこまで興味関心を持っているのかを測る質問をされたことがあります。おそらく、そういったことを常に考えながら仕事をされているのがこの業界の常識なんだ、とわたしは捉えました。薄学なわたしにとって、面接の機会でこれを知れたことは大きな収穫でした。

面接は受けるほどプラスになる

以上①~③の内容が、ハロワの職員さんから伺った「面接は一方的に”見られる(評価される)”のではなく、こちらも会社を”見る”絶好の機会」とされる所以でした。お互いに対等な立場なので「お見合い」と似ているのかもしれません。

その職員さん曰く、補足するのであれば、「お見合い」と違うところは仮に志望先から不採用の通知が来ても、面接によって業界や仕事に就いての知見が増えたことには変わりないので、決してマイナスにはならないということでした! さすが就職活動のプロ、とってもいいこと言ってくださいます!(ただこの場合、裏を返せば「お見合いは断られるとマイナスになる」ということにもなりますが…そこについては深く伺わないようにしました💦)

面接が苦手なので「その発想はなかった!」と目から鱗な考え方でした。

そもそも「面接」の語義を改めてググってみたところ、

というように、「能力や人柄などを調べるため」が括弧くくりになってるところから察するに、本来は「まずは会ってみる」ことが第一の目的としてあるものなのかもしれません。

思えばわたしの「面接」イメージは、自分の保有スキルや志望動機について、いかに噛まず、吃らず、流暢に話せるかを試される場だと思っていたのですが、それは”オーディション”寄りの考え方であって「面接(interview)」の正しいありようではないのかもしれません。(流暢に話せるか否かだけでは能力や人柄を知ることはできないので)

そう考えると、面接に対する苦手意識がちょっぴり減った気がしました✨
会社の面接でも、今日のハロワの面談でもそうですが、誰かと対談するって大きな学びがあっていいな…と改めて考えされられました!

さて、長くなっちゃいましたが今日はここまでです!
お読みいただいてありがとうございました🙇‍♂️
また明日もよろしくお願いします🍥


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