あれこれ考えるよりも、まずはリラックスすることについて

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前にこれからは「頑張らない」で生きると書いたけれど、なんというか「そんなわけないだろう」と言われるかもしれないけれど、この世界は頑張らないでリラックスして生きた方が、物事がスムーズにいくようにできている気がしている。

まあ、そこにはなんの根拠もないし、ただ僕がそう感じているというだけではある。

とはいえ、これまでの人生を振り返ってみて今が1番に頑張っていないし、基本的にはリラックスして、心穏やかでいるようにしているのだけれど、なんというか日々を淡々と、それでいてとても幸せに過ごすことができている。

僕はいろんなことを、あーでもないこーでもないと考えることが好きというのか、まあ暇なのかもしれないけれど、何かやるにしても、ああしてこうしてみたいにじっくり考えて、計画してみたいなこともやったりする。

それはそれで大事なのかもしれないし、段取りとか計画みたいなものもあった方がいいのかもしれないけれど、そうやってああだこうだと考えてやることよりも、お風呂に入ってぼんやりとリラックスしている時に「あ、そうだあれやってみよう」みたいに思いついて、そのまま勢いでやってみることがなんだかすんなりできたりするということがある。

逆に考えすぎたことってなかなか進まなかったり、すんなりいかなかったりするわけで、だったら頭であーだこーだと考えるよりも、いつも自分をリラックスさせて、その状態で感じるインスピレーションとか、直感みたいなものに従って動いてみた方がいいんじゃないかと思うようになった。

これまでは何事も頑張って、しっかり考えて実行することで物事がちゃんと進んだり、うまくいくものだと信じ込んでいたし、世間でも「それが普通」という感じだった。

けれど頑張ってもキツいだけで、うまくいくどころか体調を崩してどうにもならなくなったり、考えてばかりで全く進まないということの方が、僕の人生では多かったように思う。

なので、ある意味「もう、どうでもいいや」というか開き直って、やりたくないことはやらない、無理はしない、自分の心を守ることを最優先にするということをちょっとずつやっていくうちに、生きるのがだいぶラクになったし、自分が苦手とする人からは自然と離れていき、そして自分と考えが近い人たち、一緒にいても緊張せずに楽しく時間を過ごせる人たちと出会えるようになった。

今の自分は、人生でも1番に満たされているし、豊かだし、幸せだと感じている。

そしてよくよく考えてみると、人生でも1番に頑張っていないし、計画的でもないし、ああしなきゃこうしなきゃみたいな気持ちで動いていない。

やっていることは、自分をリラックスさせて心をオープンにしておくということくらいであるし、そういうふうにしていると思いつきというのか、直感みたいなものを感じて、それをあれこれ考えずにやってみると、なんだか面白い方向に進んで楽しいというのが今である。

そういう経験があるものだから、「あれ、今まで信じていたことと実は真逆で、頑張らないでリラックスしていた方が人生スムーズじゃないか」と気づき始めたわけである。

まあこれからの人生は遊びというのか、実験みたいに楽しみながら生きようと思っているので、世間の常識とか普通といったものはそこらへんに置いておいて、自分は頑張らずにリラックスして感じたままに生きていこうと思うしきっとその方が楽しい。