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好きな食べ物について

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


好きな食べ物は何か?と聞かれると、これがなかなかパッと答えが浮かんでこない。

これが「好きな飲み物は何か?」と聞かれれば「コーヒーです!」と即答できるのだけれど、きっとこれは食べ物、あるいは食事にこれといって興味がないからなのかなと思う。

現代の食生活を見てみると、まあ何だかとても種類が多いなあと感じる。今は日本人だから毎日ご飯とみそ汁というわけでもない。

それこそパンだったりスパゲティだったり、ラーメンだったりとまあいろんな食文化がごちゃ混ぜになっている感じである。

もちろん選べるということはいいことなのかもしれないけれど、僕としてはあんまり食べるものに迷いたくないタイプである。

だから毎日のように食べるものは同じだし、それがつまらないと感じることもない。

前にも書いたかもしれないけれど、朝ごはんは食べないで、お昼にはたいてい納豆と卵とめかぶとゴマと韓国のりをかけたご飯をどんぶり一杯食べている。

これも一応、タンパク質を取りつつ、発酵食品の納豆とあるいはゴマや海苔やめかぶなどの海藻を食べるといった感じで、多少は健康を意識している。

あと何より「食べるのがラク」というところがとても気に入っている。

どんぶりにご飯を盛って卵、めかぶ、納豆を乗っけてあとはゴマを多めに振って韓国のりをふりかける。これを毎日のように食べているけれど全く飽きない。

食事のメニューが決まっていると、「お昼はえーと、何にしようかなあ」という迷いもないし、買い物に行ってもいつも買うものが決まっているから迷わない。

まあ、もしかしたらこういった食生活がなんだか単調でつまらなく見える人もいるかもしれないけれど、毎日のように食事のメニューが違う生活の方がなんだか大変そうに感じてしまう。

世間一般的な好きな食べ物とはちょっと違うかもしれないけれど、飽きないし食べるのがラクという点では、いつも食べている「納豆たまごめかぶご飯」が好きな食べ物になるのかもしれない。

とはいえ、いつも同じメニューでも全く飽きないのだけれど、たまに好奇心で気になった食べ物だったり、無性に食べたくなって食べるものはある。

最近だとショートパスタが食べたくなって、スーパーで短くなった鉛筆みたいなパスタを買って、一緒に買ったトマトソースと混ぜて食べた。

普段はパスタはそんなに食べないのだけれど、というのも、いわゆるスパゲティは麺が長くて茹でるのがめんどくさい。

「鍋にお湯を沸かして麺を入れるだけじゃないか」と言われればそうなんだけれど、あの茹でた後の長い麺をザルに入れる時にうまくやれないというか、麺がこぼれちゃったりしてなんかすんなりといかないわけである。

それに比べて、ショートパスタというのはラクで良かった。

ボウルにコーンフレークを入れるように、お湯を沸かした鍋にザーッとショートパスタを入れるだけである。

茹で上がってからもザルにちょうどよく入るし、いつもスパゲティを茹でている時に感じていたストレスがない。

まあ、単に僕が不器用すぎるということなのかもしれないけれど、食事においては、作る時も食べる時もやっぱりストレスはない方がいい。

湯切りしたショートパスタを大きめのボウルに入れて、瓶詰めで売っていたトマトソースと混ぜて食べたらおいしかったし、何より麺をくるくるしなくていいので食べやすかった。

これまでは「パスタ=何だかめんどくさい」ということで避けていたけれど、ショートパスタなら茹でるのも簡単だし、ソースと混ぜれば食べられるから割と簡単であるということに気づいた。

だからこれから好きな食べ物はと聞かれたら「納豆たまごめかぶご飯」あるいは「ショートパスタ」と答えようと思う。まあ聞いた方はポカンとなるだろうけれど。

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