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【コーヒー】家で簡単にできる自家焙煎の方法

こんにちは。現役社会福祉士のタカヒロです。

以前のnoteでも書いたのですが、僕の趣味はコーヒーを自家焙煎すること。

将来、就労支援の夢もあるので、詳しくはこちらをご覧ください。

さて、今回のnoteでは、僕が実際に家でやっている自家焙煎についてご紹介します。

コーヒー好きの多くの方が、コーヒーショップなどで焙煎した豆を購入していると思います。しかし、自分で焙煎できるようになると、自分好みの焙煎度に仕上げることができますし、コーヒーのことがもっと好きになりますよ。

それでは、最後までご覧ください。


自家焙煎に必要なものは、案外手軽に仕入れることができる

まず、自家焙煎の道具を揃えないといけないですね。

僕が使っている道具がこちらです。

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下の茶色の焙烙から時計回りに紹介します。

・焙烙
・ザル
・バット
・革手
・鍋敷き

これだけです。

これらの道具はインターネットで簡単に購入することができます。


自家焙煎は生豆の計量から

さて、では焙煎の準備に入っていきましょう。

焙煎をする前に、生豆を計量します。僕はいつもバットに豆を入れて計っています。写真では90gになっていますね。

焙烙で焙煎する際、容量の問題があり、せいぜい入れて100gかな、と思っています。これ以上入れると焙烙を振っているときに、豆が飛んでいくので欲張りにはご注意を。

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美味しいコーヒー=ハンドピックの重要性

美味しいコーヒーを淹れるためには、焙煎前後にハンドピックが重要です。このハンドピックを怠ると、雑味や嫌な酸味が入った美味しくないコーヒーになってしまいます。

美味しいコーヒーは、淹れ方ではない。
ハンドピックと言っても過言ではないのです。

下の写真は、ハンドピックで取り除いた豆です。豆の端に黒ぽつが付いているのがわかると思います。これ「カビ」なんです。びっくりでしょ。でもこれが当たり前。このようなカビの豆や形が不揃いな豆を取り除いていきます。

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さて、焙煎していきましょう

ハンドピックが終わったら、いざ焙烙の中に生豆を入れていきましょう。

焙煎時間はだいたい15分です。15分間、焙烙を横に振り続けないといけないので、片手だけでは疲れてきます。もう片方にも革手をつけておくことをおすすめします。

火の加減ですが、僕は最初から最後までMAXにしています。火の調整は難しく、逆に焙烙の位置を調整するようにしています。ちなみに焙煎開始時の焙烙の位置は「炎の先端にかからない程度」です。

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開始6分ぐらいできつね色に変化

開始6分ぐらいで下の写真のように、きつね色に変化してきます。このとき、色だけではなく、香りにも変化が出てきます。

焙煎開始3分経ったころから、草が焼けた匂いがしてくる。

正直、あまりいい香りとは言い難いです。ところが、6分近くになってくると香ばしい匂いに変化してきます。と、同時にきつね色に変化してくるんですね。

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「パチッ!」と一ハゼが起こる

さらに焙煎を進めていきます。

9分ごろに「パチッ!」と豆がはじける音が聞こえてきます。最初聞いたとき”ビクッ!”となりました。それだけ大きい音が連続で聞こえてきます。

これは一ハゼと言って、豆の内部で圧力が上昇し、シワが伸びることで豆自体が大きくなります。そのときに圧が抜ける音が一ハゼ。

一ハゼは豆の種類にもよりますが、1~2分ぐらいで収束します。収束後に焙煎を終了したら浅煎りになりますよ。

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可愛い二ハゼの知らせで焙煎度を調整

一ハゼが終わったら、2~3分ぐらい変化は起こりません。その後「ピチピチ」と可愛らしい音が聞こえてきます。これが二ハゼです。

コーヒー焙煎の特徴は、この「ハゼ」が2回鳴ることです。詳しいメカニズムはまだわかっていないらしいですが、僕はこのハゼ音が、コーヒーが出来上がっていく儀式みたいで、ワクワクしながら焙煎しています。

二ハゼが始まったら、どんどん焙煎度が進んでいくので、炎との距離を調整しながら焙煎する必要があります。

二ハゼか始まった頃に焙煎を終えると「中深煎り」。二ハゼが終わったあとまで続けると「深煎り」です。スモーキーな香りも特徴的で、焙煎のクライマックスを迎えます。

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できあがり

今回は中深煎りまで焙煎しました。

焙煎をすると重量の15~20%減少するので、今回の焙煎後の重量は75gになりました。

焙煎後、ザルに上げてうちわやサーキュレーターなどで熱を取ってください。そうしないと、豆の中がどんどん焦げていくので、飲んだときに苦味が増してしまいます。ご注意を!

熱が取れたらハンドピックをしましょう。うまく焼けていない豆や割れた豆を取り除いて、焙煎を終了します。

僕は焙煎後2日以上寝かせてから抽出します。そのほうが豆が落ち着き、旨みや深みが増すからです。

早く飲みたい気持ちを抑えつつ、楽しみを膨らせます。

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まとめ

僕が行っている自家焙煎について紹介しました。

正直、素人なので適当なところがあります。適当なので、焼きムラが出たりして失敗もあります。だけど、自分が飲むものなので構いません。

僕は焙煎を楽しくんでいます。

ハンドピックやハゼ音、一つ一つが楽しい。

普段目にする焙煎後のコーヒー豆を、自ら焙煎している面白さを堪能しています。

それに、コーヒー豆は遠い異国で生産されています。大袈裟かもしれませんが、生豆が届くことで、ナチュラルに異国の空気を吸い込むことができます。生豆の袋を開封するときもワクワクが止まらないんですよね。

このnoteで、少しでも自家焙煎の魅力が伝われば幸いです。ぜひコーヒーに興味を持っていただき、試しに焙煎してはいかがでしょうか。きっとワクワクするような世界が広がりますよ。

では、今回はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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