理学療法士1年目でやっておくと良いこと。

自分が経験した中で理学療法士となって1年目でやっていてよかった事、またやっておけばよかった事を紹介します。

まずやっておいて良かったことは、患者さんとのコミュニケーションをとる事です。新人はもちろん知識が少ないし、患者さんの状態把握も上手く出来なくて当然です。これは誰しもが通る道なので、あまり気にしなくても大丈夫だと思います。(自分は少し気にしていましたが、、、笑)
ただ新人にも先輩理学療法士と対等もしくは有利な状況を作れる事があります。それが患者さんとのコミュニケーションをとって良好な関係を築く事です。
患者さんと良い関係が作れればやりたい治療も出来ますし、少し技術が足りなくても一生懸命に行えば必ず伝わります。
ここは僕自身が誰とでも話せる人間だったために、一番力を入れて行った所です。コミュニケーションをとり、いろいろな話が出来れば信頼関係が築け、新人にとって大きな1歩になったと今でも改めて思います。

あとは僕が働いていた病院が整形外科病院であった為、動作・筋肉のつき方(起始・停止と言います。)、手術の術式や術後の注意点、術直後のリスク管理など新人にとってはかなり多くの事に対応していく必要がありました。整形外科病院以外ではもっとあるかもしれませんが、、、。
今考えるとその中でまず取り組むべきことが術後の注意点とリスク管理、あとは筋肉の勉強だと思います。
リスク管理は患者さんを守ることでもありますが、自分自身を守ることでもあります。自分の管理不足で患者さんに影響があると、次回自分が行う時に必要以上のプレッシャーや心配事がかかってきます。それらから守る為にもリスク管理は必要です。
また筋肉の知識はあって損はないですし、筋肉がどんな作用をしているのか、どこからどこまでついているのかは身体を動かす上で必要な知識ですので、僕は新人の時にもっとやっておけば良かったなと今感じています。

最後に新人だからできることで最も気を使いますがやっておくべきことが、先輩に聞く、真似ることです。
新人は分からなくて当然と先輩理学療法士も知っていますので、自分自身が分からないことに対しては恥ずかしがらずに聞くことをお勧めします!
そして教えてもらったことをすぐに実践で真似ていきましょう。
真似ることで覚えますし、次になぜこうしているのかを考えることに繋がります。
先輩をうまく使って自分自身のレベルを上げていきましょう。

次回も新人理学療法士の時にしておけば良かったことについて書こうと思います。
何か聞きたい事があれば答えられる範囲で答えますのでコメントに書いてください。

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