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あとできくやつ

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“出てくる人や起こった出来事を私が断罪しない。”藤野可織『来世の記憶』を語る。

“出てくる人や起こった出来事を私が断罪しない。”藤野可織『来世の記憶』を語る。



これまでに書きしたためた20編の物語を集めた

藤野可織およそ3年ぶりの短編集、『来世の記憶』(KADOKAWA)。

2006年「いやしい鳥」で第103回文學界新人賞。

13年『爪と目』で第149回芥川龍之介賞。

そして14年『おはなしして子ちゃん』で第2回フラウ文芸大賞を受賞するなど

活躍を続ける藤野可織。

その最新作『来世の記憶』にあるのは“静か”で“ちょっと不思議”な物語たち。

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