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古澤太晟/滋賀-島根/地域建築探求家
2022年5月6日 09:23
5月5日木曜日。午前、家の歴史について聞き取り。酒造りをしていた年代は定かではないが、蔵の配置、主屋の構造、川とのつながり、石畳の並べ方から杜氏や蔵人の生活が少しずつ浮かび上がってきた。午後、家屋の平面を復元していると、書院から古い書物が見つかる。家相についての書類。宝暦4年から家系が続いているという。家業のルーツはおそらく、農業、庄屋、酒造り。生まれて初めて主屋の2階に上がる。太い梁
2022年5月3日 08:54
5月2日月曜日。午前、千代研究室の研究ゼミ。カップマルタンの図面整理をしていたが、Illustratorを使った画期的な方法を思いついた。歴史研究では図面が書かれた時代、言説が書き起こされた時代から、プロジェクトの設計プロセスを推測し、建築家の思想を読み解いていく。建築家の思考プロセスは複雑で、各プロジェクトの中の構想が行ったり来たりしているため、捉えるのはなかなか一筋縄ではいかない。