Zoomでの講義、やめましょ。
昨日の続きです。
Zoomオンライン授業は良いところも多いですが、課題も多くあるという話。その課題のうちの1つが、教員がいつもと同じ授業をZoomで実践しようとするという点です。
そこで皆さんに1つ考えていただきたいことがあります。それは、YoutubeとZoomの違いってなに?ってことです。
それぞれ良し悪しがあるのですが、今日はYoutube寄り、明日はZoom寄りで話をしたいと思いますので、今日の意見はYoutubeに少し偏ってますがご了承ください。
さて、仮に講義型の授業をするとしたら、ZoomとYoutubeどちらがいいでしょうか。私の中で答えは明確で、間違いなくYoutubeだと思います。理由は
・Youtubeはわからなかった部分を巻き戻しができる、Zoomはできない。
・Youtubeは深く理解したいところで動画を停止してGoogleで検索できる、Zoomはできない。
・Youtubeはできる生徒は再生速度を早くしたり早送りして時短学習ができる、Zoomはできない。
などなど、圧倒的にYoutubeの勝ちだと私は思ってます。しかしながら、Zoomで講義型の授業を行い、ひたすらフルタイムで先生が話してしまっている授業もあるのですが、それ、Youtubeでよくないですか?と言いたくなってしまいます。
ご存知の通り私は学生時代そんなに良い生徒じゃなかったので、仮に私が生徒だとしてZoomでひたすら講義を受けるのであれば、カメラとマイクをオフにしてひたすら筋トレしてると思います。一応万が一指名された時のために、AirPodsで音声だけ聞いておくと思いますが。
YoutubeやZoomだけじゃなく、オンライン授業で使えるツールって沢山ありますよね。Google関連、スクールタクト、ロイロノート、Classiなどなど…
山のように選択肢はありますが、大切なことはただ使うことだけに一生懸命にならず、何のためにそのツールを使うのか、教師がそれぞれ考えなくてはいけないと思います。
ちなみに、Youtubeで動画作るのが大変とか、どうやって作るのとか疑問はあるかもしれませんが、私のクラスではYoutubeの教材動画は生徒が作ってます。
え?なにそれ?って思うかもしれませんが、それも書くと長くなるのでまたいつかの記事に書きたいと思ってます。
では、何のためにZoomを使うのか、オンライン授業におけるZoomの利点は何か、次回はそれをテーマに書きますね。
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