定期的な感染状況確認(2022/1/21)

定期的に同じ土俵でデータを調べてみようと思っています。前回からまだ10日しか経っていませんが、随分様相が違うようです。

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10日前と比べると、死者が多くなったり、陽性率が低い所が減っている印象です。

まず5か国の感染者(左)と死者数(右)です。下段は片対数グラフです。

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イスラエルの感染者がとうとうイギリスを超え、感染爆発していることがわかります。南アフリカは相変わらず減少中、米・英、そして日本が増加中。但し、米・英は上げどまり感があります。

注目したいのは、死者数。5か国全てで増加中。南アフリカは、増加のピークを1か月過ぎても、死者数が増加傾向にあります。そして日本も、感染者数ばかりが注目されていますが、死者数もじわっと増加中だということがわかります。


続いて検査数(左)と陽性率(右)。下段は片対数グラフです。

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イスラエルは、感染拡大に伴い検査数を激増中。何とか陽性率はあまり高くならない状態を保っています。しかしアメリカの陽性率の急上昇はすごい。これは検査が足りなくなりつつあることを意味します。日本の陽性率の増加も要注意です。

感染者数と死者数の時間のずれも見ておきたいと思います。

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オミクロン株の感染拡大からは遅れて死者数が増加する傾向があることが見えてきています。(どの位遅れるのかは、まだよくわかりません。)


その他の国も少し見ておきましょう。

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相変わらず、オーストラリアでは感染数激増中、死者数の増加も急です。インドもモンゴルも、増加に転じています。韓国も下がっていたはずが、また増加傾向にあるようです。

同じグラフを日本でも見ておきます。右が片対数軸。

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感染拡大ばかりが注目されているようですが、すでに死者数の増加が始まっている。検査数も十分でなく、陽性率が上昇中。これは、よほど何かの要因がない限り、増加は続いてもおかしくないこと。そしてオミクロンが軽症だとの根拠は何もないことを意味しています。


ワクチンは避けたい。オミクロン株は遅れて死者数が増える。但し感染はずっと拡大し続けるわけではない。わからないことだらけ。

だから結論は、できるだけ感染しないようにを付ける。何時も同じことを言ってますが。。。