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徒然日記:フリーランス講師になって1週間が経過した

フリーランスになって1週間が過ぎた。
(写真は1月10日に箱根に行った時に撮ってもらったもの)

※あ、初めましての方へ:
 研修講師として2022年1月1日に独立した、渡辺整と申します。

年末年始はまぁ、動画撮影・編集とか、もろもろの開業手続きとか、
新たな契約先と打合せとか、はしてたけど、
日々稼働しても一円も稼げてなかったから、
やっと今週から稼ぎ始めたわけだ。

前職から紹介される講師としての仕事に邁進。
昨年も同じような日々を、最後の方は過ごしていたけど、
でも、見える世界と風景は、全く違う。

社員だった頃は、前後であれこれ仕事して、
「そろそろ本番だー」って感じでカメラ前に立って、
クライアントとのセミナー開始!だった。
バタバタしていた。

そう、フリーランスになって一番楽になったのは、
マネジメントから解放されたことかもしれない。
長いこと、やってきた、マネジメント業務は好きだったし、
各時代の部下や後輩のことも大好きだったけれども、
好きだったからこそエネルギーをたくさん費やしていた。

人のマネジメントには、脳と心と気を遣う。
それぞれのメンバーに想いを馳せて、
チームとしてのあるべき状況を描いて、
ハラスメントリスクを回避しながら、厳しいことを言い、
指導した後には、前もって準備していた甘い言葉を囁く。
そして、結果として成果が現れるかを横目で見る。

毎日、へとへとだったのだろう。
そのマネジメントをしながらも、プレイヤーとして、
圧倒的なパフォーマンスと結果を残す。
これが与えられた使命だったから、がむしゃらだった。

で、その合間を縫っての、研修登壇。
手は抜けないから、文字通り、一秒一秒が闘いだった。

旦那さんは「辞めると決めて、何か吹っ切れたね」と笑う。
全ての責任と非は自分にある、と思っていたから、
退職を申し出て、そのプレッシャーから、
少しづつ解き放たれたのかもしれない。

フリーランスは孤独だ。

毎朝、出勤する職場があるわけでもないし、
「おはよう」って挨拶する仲間もいない。
でも、人がたくさんいる中で感じる孤独はない。
1人でやっていく、と決めたからこその、
自由で気ままな孤独だ。

さて、来週からまた頑張ろう。
なんだかんだで、予定を入れていくと、あっという間に春。
1週間は速く過ぎていく。

そして、これまで、こんなにも対峙したことはなかったけど、
研修講師としての仕事はとても楽しい。
本業になって、思う。

毎日違う組織と人と向き合って、最善を考え抜く。
「この組織は、この人は、どうありたいのか」を考えて、
それを実現支援するための脳と心と気を遣いきる。
毎日がアドリブで、毎日が重責。
舞台をやっていた頃の、アドレナリンが出る。

マネジメントしていた時もきっとそうだったのだけど、
一生懸命に目の前の現実と向き合う。
今日も、目の前の組織と人の目に映る世の中が、
ほんの少しだけでも良くなればいいと願う。

20代最後に決めた、自分のコンセプト。
for better afternoon, for  better tomorrow.
誰かの午後をより良くするために、当時はランチを提供していた。
誰かの明日をより良くするために、ワインを振る舞っていた。
今は研修講師として講義を行い、
ディスカッションを促し、フィードバックをして、
情報や知識や、気付きを与えたりする。

うん、コンセプトから外れていない。
悪くない。

I act for better xxx.
I act for good.
I ACT.

2022年1月15日 渡辺整


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