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自信がないときはどんなとき

こんにちは。conoteの梅澤です。スタートアップに限らず多くの企業において、様々な意思決定の場面があります。しかし、自信がない時はなかなか決断を下せず行動に移すことができないですよね。
今回は、自信がない状態とはどんな状態なのか、そして、その状態を抜け出すために必要なことを考えてみました。

”自信がある”とは、どんな状態か
まず、自信がない状態を考える前に自信がある状態について考えてみます。僕は、”自信がある”とは以下のような状態だと考えています。

”自信がある”とは、予定している、あるいはすでにとった行動によって、
自分が望む結果を得られる確度が高い状態

そして、”自信がない”とはこれとは正反対の状態だと考えています。

”自信がない”とは、予定している、あるいはすでにとった行動によって、
自分が望む結果を得られる確度が低い状態

自信がないことで生まれる不安のループ
では、自信がない状態だと何が問題なのでしょうか?いろいろと問題がありそうですが、僕は不安を生み出すループに陥ってしまうのが最も大きな問題だと思います。
自信がない状態では、自分の行動が結果に結びつくと思えず、行動することを躊躇してしまいます。そして、行動しないことで、結果がでるまでの時間が長くなり、なかなか結果がでないことにより不安が生まれます。この不安によって、自分の行動の正しさに確信が持てなくなります。
僕は、この根本的な「不安」を解決しない限り、”自信がある”状態にはなれないと考えています。

そもそも不安とは何か
不安について、wikiでは次のように説明されています。

心配に思ったり、恐怖を感じたりすること。または恐怖とも期待ともつかない、何か漠然として気味の悪い心的状態や、よくないことが起こるのではないかという感覚(予期不安)である          引用:Wikipedia

ここには2つの要素があると思っていて、「自分が身体的・心理的ダメージを被る出来事」と「その出来事が起こる可能性」です。

つまり、不安とは「身体的・心理的ダメージを被る出来事が起こる可能性を排除できないこと」が原因で生まれる感情だと考えることができます。

ここまでの話をまとめると

・自信がないことで不安が生まれる
・不安とは、自分にとって悪いことが起こる可能性を排除できないことで
 生まれる感情
・自信があるという状態になるためには、不安を取り除く必要がある


不安を取り除くために

自信がない状態では、望み通りの結果が得られないことにより、身体的・心理的ダメージを被る可能性があるため、不安を感じてしまいます。では、その不安とどのように向き合えば、不安を取り除くことができるでしょうか。
僕は以下のようなステップで考えていくのが良いのではないか、と考えています。
①結果の設定を見直す
求めている結果は、本当に自分にとって価値のあるものでしょうか?なぜ、その結果を追い求めているのかを問い直したとき、それほど価値のある結果でないと分かれば、不要な不安を感じなくて済みます。

②ダメージを想定する
では、本当に自分にとって価値ある結果が得られなかった時、どのようなダメージを被るでしょうか。一時的にみじめな気持ちになったり、体調をくずかもしれませんが、冷静に考えてみると思ったほどひどい状況にはならないのではないでしょうか?そして、受けるであろうダメージを想像できていれば、対応策もそれなりにイメージできます。

③選択肢を洗い出す
結果の設定を見直し、結果が得られない時のダメージとその対処についてイメージをした後、もう一度行動の選択肢を洗い出してみてください。今までは、この方法しかないと思っていたけど、こんなアプローチもあるな、と思えるかもしれません。

④行動してみる
今すぐできることをやってみましょう。スケジュール帳に「○○をする」と書き込むことも立派な行動ですし、「○○しないと決める」ことも行動です。どんな小さなことでも構いません。なにかやってみるとその結果がでて、またその次にやることが見えてきます。

この①~④を順に考えることで、”本当に目指したい結果”に対して”とるべき行動”が整理され、”簡単に始められる一歩目”が踏み出せるので結果への道筋が描きやすく、自ずと”自信がある”状態になれるのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました

#ビジネス #スタートアップ #観察日記 #Conote #考え方

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