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まさか自分がワーキングホリデーに行くと決断するとは思わなかった。


今日はワーホリの話。


今年の11月にオーストラリアにワーホリに行くと決めてVISAも申請した。


まさか自分がワーホリに行く決断をできるとは思わなかったし、自分自身にびっくりしている。


ワーホリは学生の頃からずっーと興味があった。
専門学校も英語が学べる場所に行って、
学校の研修でカナダのバンクーバーに1ヶ月ホームステイも経験した。


いつか海外に住んでみたいという野望だけはあって、週5かつ土日は朝から夜までフルタイムでバイトして、学生にしては貯金があったほうだと思う。



だけど勇気がでなかった。


1人ぼっちで海外で生活をスタートさせることへの不安、もし仕事が見つからなくて、お金がなくなって親に迷惑かけたらどうしよう、立派な職業につかずふらふらして、親に心配かけたらどうしよう。



思い返すと親からどう思われるか、親に心配かけないようにが強かった。



私の母は昔から、お金のことに関して厳しくて、それは母が専業主婦かつ父がギャンブラーで浪費家だった影響が絶対的にあるのだけど、無駄遣いしたら母に怒られるっていう空気がずっとあって、だから好きなアイドルのファンクラブに入りたい、コンサート応募したいも勿論言えなかった。親公認でコンサート行ってる友達が心底羨ましかった。



だから専門学校で上京して、自分でバイト代稼ぐようになってから、親に隠れてファンクラブ入ってコンサート行ったりするようになってやっと自由だーと思った。




けど親に心配かけれない、困ったときに親に頼れないという気持ちが大きくて、
莫大なお金がかかる(可能性がある)海外は
ある程度お金を貯めてからという結論に至った。




だけど、卒業して自分が選んだ道は派遣社員。
ボーナスもない私は、これだけあれば安心と言えるお金を何年経っても貯めることができなかった。




27歳のとき、胃の不調が続いて、これは大きな病気かもしれないと思い、
人生初胃カメラをした。
初めて人生の終わりを意識した。
結果異常はなかったのだけど、
胃カメラをする前に、これで異常なかったらずっとやりたかったワーホリに行こう!と決意した。






けど行かなかった。
丁度コロナウイルスが流行り始めたときというのもあるけれど、
やはり勇気が出なかった。




その代わりに事務職に挑戦することにした。




けど4ヶ月で派遣切りにあって
1ヶ月くらい引きずって、思い出しては毎日泣いた。




そして運良く今の会社に雇ってもらえて
今年の10月で3年の満期になる。



このまま無期雇用に切り替えて、派遣社員を続けるか、
やめて新しい職場を探すか、
思い切ってワーホリに行くか、



3択だった。
私はワーホリに行くことを決意した。





普段からワーホリに行ってる人のブログを無意識に探して読んじゃうし、YouTubeもそう。そしてそれがとても楽しくて、自分が挑戦したらどうなるんだろう?という未知の世界へのワクワクがある。




そして去年1人でシドニーに旅行に行ったのがかなり大きい。
良い意味でも悪い意味でも完璧に生きなくていいんだって思えた。



9時間で日本に帰れるんだし、
興味あるんだったら、飛ぶだけ飛んで、
やるだけやって、無理なら限界まで頑張らずに帰ったっていいんだしって思ったらグッとハードルが下がった。本当に小心者で勇気なくて泣き虫な自分でも挑戦できるんじゃないかって初めて思えたんだよね。




すぐ仕事見つかって、貯金もできて、
シェアハウスで大親友ができて、休みの日は街を散策してキラキラHAPPY LIFE✨が実現できたらそりゃ理想だよ?でも



シドニーで出会った人たちの中には
・セカンドとりたかったけど、ファーム合わなくて1年で日本に帰るって言ってたワーホリの女の子
・1年いたらもう満足した!って言って日本帰るワーホリの女の子
・ワーホリにきたけど仕事見つからなくて、バッパーに1ヶ月くらい泊まってる韓国人の女の子



色んな人がいたけれど、
誰の話を聞いても、
もっと頑張れよとか思わなかったし、むしろ人間味溢れてていいなぁと思ったし、
挑戦した勇気だけでもうすごい!って純粋に思ったの。




だから超超超不安だけど、
自分も挑戦しない後悔より挑戦した後悔をしたいなって思ったし、
最悪な事態になる前には食い止めればいいんだからやってみよー!!って



30歳でワーホリVISAのラストチャンスっていうのもきっかけになった。



私はこの歳になるまで、決断できなかったら、若くて決断して自立して頑張っている人をみるとほんとーにすごいなぁと思う。



けど、私には今がベストだったんじゃないかなって自分では思う。



20代社会人になって楽しいことより、辛いことのほうが多かったなぁって思う。
あれだけ迷惑かけないよう生きたかった私が、体調崩したり、メンタルボロボロで親にも友達にも迷惑をかけまくった。
当時はそんな自分がほんとーに嫌だった。




だけど、その経験のお陰で、
人生は何が起こるかわからないから、どこの国にいても一緒だわ(笑)って思えたり、
元気なうちにやりたいことやろうって思えたり、
限界来る前に人に頼ったり、甘えられるようになって、ひとりじゃないって思えるだけで、何十倍も頑張れることも知って、




若いときは、私はひとりで生きてける、誰も頼らずに頑張れるって本気で思ってたし、
すんごくトガッてたし、人を信用できてなかったから、ちょーっと時間かかりすぎ?かもしれないし、多分同年代の子よりだいぶ精神年齢も低い自覚はあるけれど、決断したのが今で良かったとは自信もって言える☺️





ワーホリはずっーと夢だったけど、
自分には遠い世界だと思っていたから、
過去の自分を振り返ると夢?ってまだ思っちゃうくらいなんだけど



でもでもでも
決断できた自分が凄い、凄すぎて!!
頑張ったねー!って言いたい(褒めすぎ)



誰かにとっては、そんなに勇気のいらないことからもしれないけど、
私にとってはとても勇気のいることだったから、えらい!!!(何回目)



出発まであと4ヶ月くらいしかなくて
激焦りですが、
残り3ヶ月の仕事は目一杯頑張って、
友達、家族、会いたい人に会って、
今を楽しむことも忘れずに、
出来る限り英語勉強します!!



最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日も誰かの勇気のきっかけになれたら嬉しいです。☺️




それでは。