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長期ゴールの対するタスク管理について

こんにちは。
今日は長期ゴールの対するタスク管理について話をしたいと思います。
特に、1年間かけて一つのテーマを扱う探究学習においては長期的なゴールに対してのタスク管理が必要不可欠になります。
ただ、このタスク管理を教えている学校は非常に少ない気がします。
ただ、これは社会人になってからも使えるスキルです。
短期のゴール設定におけるタスク管理含めて私の考えを述べさせていただきます。

長期目標を管理する場合はタスクの細分化を

仕事でも長期的なゴール、例えば半年、1年とかかる仕事であれば、そのためのタスクを細分化して、それを管理しないと詰むことが無いとは言えません。まぁ、周りの方が助けたりしてくれるので、現実的には詰むことはないかと思うのですが、あまりいいことでないのは確かだと思います。
長期のゴールがひとつある、例えば、4月から取り組み、12月に探究の発表がある。その間の7~8ヶ月をどのように関していくかは非常に大事な観点だと思います。まずは、ひと月ベースでやることを全て可視化することが大事かと思います。更にそれを週ごとに落とし込んでいくことが重要です。
更に細かいことを言うと、日ごとに落とし込んで欲しいのですが、まぁそのあたりは出来る方が一人でも多く増えて欲しいと思います。

余裕を持ったマメジメントを!

その時に重要なのは、余裕を持ったマネジメントです。
何も探究学習だけを考えるのではないはずで、生活の事、普段の学習の事など色々なことをこなしていく必要があるかと思います。
あとは突発的なことが入ることもあるかと思います。
特に、探究のような答えが無い問いにチャレンジすることは未知な事の連続のはずです。「普段のスケジュール通りにいかない」ことが当たり前ぐらいに考えた方がいいかと思います。
進まないことだって多々あるかと思います。でも、社会人になって仕事を時に、すべてが順風満帆で進むことは極めて稀だと思います。私自身も上手くいかないことの連続ですし、上手くいくことなんてそう多くないです。では、どうすればよいか?
私なりの考えは、週にどこか「余白の時間」を敢えて作って欲しいです。
何かトラブルが起こった際に使う時間、上手くいかなかったことを集中的に勉強、作業する時間にあてる、もし上手くいって使うことが無ければ、休めむことも重要です。休暇にあてる、遊ぶなど上手くコントロールする必要が出てくると思います。

目標に対する「流れ」をつかむこと!

私が気を付けていることでいうと、「流れ」を覚えることが重要だと思います。一つ一つの細かいことは覚える必要はないけれども、全体のイメージ図を覚えていると、「あの時こんなことをやっていた」などが記憶に残ります。流れをとらえて、長期ゴールに付随する短期ゴールをこなしていくとが重要な考え方です。探究は自分で長期ゴールを設定して、それに向かって短期ゴールをこなしていくトレーニングとしては非常によい教材だと考えています。
学生はやることが多くて大変という声も聴くことがありますが、長期ゴールに向けたタスク管理スキルを身につけると、短期的にやらなくてはいけないこととのバランスがとれ、心の余裕が保てるかと思います。
やることが多くて、余裕が持てず焦ってしまう…これらはスキルとマインドセットである程度解決するものだと考えています。
探究学習で身につけることができる「力」のひとつに、「長期ゴールの対するタスク管理能力」を付け加えるのもアリではないでしょうか。


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