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報告だけではもったいない。受ける側が特に気をつけたい、経験学習に繋げる質問。
ホウレンソウの流れ
それぞれ、なぜ必要になるのかを中心に記載。
伝える側と受ける側の観点から
それぞれに意識した方が良い事を書いていきます。
まず、前提としてこの3つには流れがあるので、
どこかの工程を飛ばしてしまうと認識がずれやすい。
さらには、予定通りに進んでいるかどうか
確認するチェックポイントになる。
1つの出来事に対して、
「相談」→「連絡」→「報告」
の流れが望ましい。
![](https://assets.st-note.com/img/1655608811630-1dZIB6jD1p.png?width=800)
以前、ホウレンソウ関連で書いた内容にもつながるが
なぜか怒られてしまうパターン。
報告:事後(結果)に関するもの。
「報告」
すでに事が起こった後のため、
影響範囲と対策についての考慮をする目的。
報告タイミング:
・想定外のことが発生した。
・想定通りに完了した。
基本的には事後のため、報告は早い方が望ましい。
想定外のことが発生していた場合、
対策は早い方が良いし、
影響範囲の把握のためにも即時報告するのが良い。
「連絡」:事後(中間報告)
「連絡」
予定通りにことが進んでいるのかを確認する目的
結果はまだわからないが、
自分が取るべきアクションは終わっており、
相手の反応を待つフェーズ。
相手の反応が返ってくる前の
ネクストアクションを決める場合もあるため、
自分のアクションが終わってすぐに連絡しておくと
ズレは発生しにくい。
特に伝える側が
自分がやるべき事は終わったと安心して
忘れてしまうのがこのタイミング。
「相談」:事前(質問とセット)
「相談」
主には予定や打ち手を作る目的。
上司や一緒に進める人との認識の違いが
発生しないように共有する目的。
この場合、
自分の理解がどの程度あるのかを一緒に伝えないと、
質問を受けた側も答えにくいので、
質問の際には、
自分の理解や意見を一緒に伝えておくことを意識したい。
ホウレンソウを受ける側が意識したいこと。
ここまでは一般的な内容。
報告を受ける側としては、
この機会を最大化させる。
ただ、報告を受けて終わり。
にするのは勿体無い。
報告のタイミングをうまく活用して、
経験学習に繋げて成長を促したい。
![](https://assets.st-note.com/img/1655609112066-OKeMjW1xFX.png?width=800)
報告のタイミングは、
内省、振り返りをうながすことで、
教訓(学び)のフェーズへ
移行させられる絶好のタイミング。
良くない結果になってしまった場合は特に、
相手のこだわり(価値観)や、
過去の体験を元に行動している場合が多く、
過去体験を確認するのが良い。
聞き方としては、
「今回の〇〇で、特に大事にしたことって何?」
を確認する。
この質問で、こだわりの部分や、
以前〜のようにやっていたので〜。
という話になりやすい。
リフレクションを促してあげるようにすると
再発防止にも繋がる。
これは、上手くいった場合にも活用できる。
良い体験としてインプットされるので、
次回以降も同じ行動を意識してくれるようになる。
まとめ
ホウ・レン・ソウは一連の流れがあるので、
途中の過程を飛ばさないように気を付ける。
報告を受ける側は、
受け取るだけで終わらず、内省を促す質問や気づきを与えてあげることで
経験学習につなげることができる。
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