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報告したら怒られるアナタへ

今回は、報・連・相が苦手だな。
相談しにいくと、何故か怒られて、聞けなくなっていくうちに報告が遅くなり、さらに怒られる。
そんな方へヒントになればと思います。

一方で、
聴く側(主には上司や先輩)にも聴く姿勢が求められていると思いますので、それも後半で解説します。

まずは、(もはや昔話?)のホウ(報)レン(連)ソウ(相)の辞書的な意味から。

ほうこく【報告】
(1)知らせつげること。また、その文章。
(2)任務をとげたのち、その状況や結果をのべること。また、その内容。

れんらく【連絡】
(1)つながりがつくこと。つながりをつけること。通じあい。
(2)事がらを知らせること。通知。

そうだん【相談】
他動詞:どうしたらよいかなどを話しあうこと。
自動詞:どうしたらよいかなどの意見を聞くこと。

もうちょっと解説、
「報告」とは、社長や上司などの役職や権限が上位の人から出される指示に対して、社員や部下がそれに取り組みながら、その結果を伝えること。
「連絡」とは、その指示に関係する人たちに自分の意見や憶測を含まず、ファクト(事実)の状況を知らせること。
「相談」とは、その遂行途中で自分だけで判断することが難しいときに、社長や上司に相談してその考えや意見を聞くこと、です。

もう少しだけ分解すると、誰に対して伝えるのか?がポイントになっていると感じます。
報告・・・最終終着点。話の行き着く先。
連絡・・・途中駅。報告する相手の場合でもあるし、そうでない場合も。
相談・・・はじめに止まる駅。

なぜ、報告したタイミングで怒られるのか?

要因1:報告、連絡、相談の相手を改めてみると、最終終着点である報告と途中駅の連絡、相談の相手が同じになってしまうケースがあるから。自分は報告のつもりで話しているが、相手にとっては「なぜ、相談せずに進めたの!?」「〜さんに確認とった?」(連絡した?)となってしまうから。この場合は、途中経過や相談量を増やすと解決できそう。

要因2:報告、連絡、相談が一緒になって話をしている。
「報告なのですが〜」といいながら、途中経過を話しすぎていたり、
「〜となったのですが、〜ってどうすれば良いのでしょうか?」
などの相談が報告の中に混ざってしまっていると、
聞く側は報告がくると思っているのに、相談が混ざっていて混乱する。
これは話し手の問題が大きいので、上にも書いた結果のみの伝達を意識。
(報告はむしろ、相手に質問されるくらいでちょうど良い)

聴く側の問題について


とはいえ、
聴く側も問題を抱えていることもしばしば。
こちら側は主には聴く姿勢が悪い。聴く関係性ができていない。


「お(怒らない)・ひ(否定しない)・た(助ける)・し(指示する)」
が大事。
という話もよく耳にします。
言いづらい。相談しづらい関係になっていませんか?

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