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初心に帰る(戻る)は難しい。

社会人生活15年。
今年も新卒が入社して、初心に帰る。初心に戻って仕事をしよう。
そう言われる機会も、そう言う機会もあり、
意識していながらもできてなかった。

なぜ難しいのか?

習熟度の違いが一番の要因で、
無意識でできるようになった仕事内容や考え方が影響している。

自分のキャリアを振り返ると
転職3回
職種が変わったり
業界が変わったり
役職が変わったり
という変化はあるが、
仕事の仕方や考え方までは変わってない部分もある。

その変わらない部分が習熟していき
自分の得意領域を見つけ、
今の仕事の仕方に繋がっていると思う。

無意識でできる仕事内容が増えていったので
色々なところに気づいたり、
意識を向けることができるようになった。

そうすると、たまに

- なぜ、こんな簡単なことができないんだろう。
- なぜ、こんな簡単なことが思いつかないのか。
- 普通に仕事していて気づかないのか。

こんなことを思ってしまったりしていた。
言葉にしないまでも
態度に出ていたことだと思う。
これは本当に反省しなくてはいけない。

初心に戻れた要因2つ。

自分も完全に初心者な物事をやって実感する。

今年から習い事(社交ダンス)を始めたのだが、
先日発表会があった。
内容の良し悪しは置いておいて、
開始の合図と、終了の挨拶をすっかりと忘れていた・・・。
経験者の人からしたら当然すぎることで、
「なぜ、こんな簡単ことができないんだろうと」
中には思った人もいたんじゃ無いかと思った。

あぁ、この感覚だ。

当事者(私)からすれば、
出るだけで精一杯な状態、
直前に言われましても、
覚えてられなかったです。

としか思えなかった。

要因2:本との出会い。

「自分の小さな箱から脱出する方法。」

一言でまとめると。
「自己欺瞞」=「箱」
自分中心に世界が回っている。

相手に思わせてしまう行動を、
無意識的にしてしまい、
自分が原因で周囲に悪影響を及ぼす。
という事例が
ふんだんに解説されている。
さまざまな不都合は自分の考え方が引き起こした結果であると。

非常に辛い内容ではあるが、
ふと自分の周りを見渡してみると
そうなってしまっている箇所がいくつかあり
確かに、自分の心が明らかな原因になっていた。

最後に

意識的に新しい環境に身を置いてみるのが大切。
いつからでも新しいことははじめられるし、
遅いことはない。

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