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チャットでのDM比率が高いと発生する問題を考えてみた。

SlackのDM問題について。

前提

ちょっと気になったので、
DMとオープン(パブリックorプライベート)で
どれくらいのやりとりがされているのかを調べてみた。

うちの場合。
7割がDM
3割がパブリックorプライベートチャンネル

比率の見方はこちらから。


なんで気になったかと言うと、
テレワークが進み、
オフィスでのちょっとした会話がなくなったので、
Slackの発信が増えるかと思いきや、
そんなこともなく。

自チームのチャンネルは1日ほぼ動くこともなく、
連絡事項のやりとりのみ。

これはうちだけに起こっていることなのかわからなくなり、
ググってみたら下記のような記事が。

さまると。

Slack DMが多いと困る問題点

1.「情報透明性」の観点からあんまりDMは使わない方が良いよね。
2.「効率性」あなたが聞きたいことは他の人も知りたいことの可能性があるよね。
3.そもそも使い方を周知していないのでは・・・。

の3つでした。

非常に納得いく内容です。
一方で、この分け方はあんまり良くないですが、
例として上がっているのが、Web系ベンチャー企業の例ばかり。

うちの場合、
ベンチャー企業ではあるものの、Web企業とは言えない。
エンジニア比率は低く、フロント(営業)職が多い職場である。

共有しなくとも、自己完結するような内容も多いので、
オープンな場で聴きづらい。
という雰囲気ができそうなのもわかる。

文化的な違いはありえる。

Qiita記事内容がうちの場合、当てはまっていそうな感じ。

Slackの活用方法の周知不足
確かに。
Slackの使い方って入社するときに教わった覚えがない。
ルールもどこかに書いてあるわけでもない。
すでに何かしらのやりとりがされているところに加わっていくだけ。
となると、
そのチャンネルでやりとりをされている雰囲気を読みつつ、
そこに順応してしまっているはず。

中途で入社する方が、前職時代にSlackを使ってなかった人も多いので
なおさら、オープンな場では発言をしづらいだろうなぁ。
(セミナーで挙手して質問するみたいな感じ?)

業務が属人化している
これも身に覚えが。
Aさん:〜の件だったら、Bさんが詳しいから聞いてみて!
→BさんへDM
〜の件なんですが〜。
Bさん:あ〜わかるっちゃわかるんだけど、俺よりもなぁ。
Cさんに聞いてみてくれない?
〜の件なのですが、Bさんに聞いたらCさんに聞けって言われて。

ってこと、あると思います。
何かに詳しい人はいるものの、誰かしか知らないのは
非常に危険。

まとめ

Slack DMが多いのは良いことではなさそう。特に業務の属人化が起こっているのであれば、気をつけたい。解決方法まで踏み込めなかったので、徐々にオープンな場にうながしていく。のが地道だけど確実な方法だろうか。

取り組んでみた方や解決できた方はコメントやTwitterなどに連絡いただけると嬉しいです。


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