見出し画像

幼児教育ライターの豆知識【子どもの習い事】辞めどき編

わが家は、これまで各種の習い事をしてきましたが、6つの習い事のうち、1年で辞めたもの(親子で納得した)が2つ、現在も継続している3年目が4つあります(別の教室にシフトしつつ)。ここでは、親子それぞれの習い事を辞めたくなる(辞めさせたくなる)理由を見ていきたいと思います。

子どもが習い事を辞めたくなる理由


1. 練習が嫌
2. 通うのが体力的に辛い
3. 頑張りたいけれど先生と合わない

1に関してはピアノや公文など課題がある習い事に多く、ピアノに関しては経験上いくつかの山があり、その山にさしかかると「辞めたい」となる気がします。でも、そこを超えるとまた頑張りたくなる(成長する)ので、すぐに決断をせず「ここまで頑張って辞めようか」と言ったり、先生に状況を聞いてみると解決策が見えることがあります。
2の理由は、睡眠不足になっていたり元気がないなどストレスに感じる場合は一度お休みして様子を見るのがいいと思います。
3の場合は無理に通わせても効果が見込めないので、平行して別の教室の体験に行き、シフトすることをおすすめします。

親が習い事を見直す理由


1. 効果が期待できない
2. 送迎が大変
3. 費用がかさむ
4. 他にやりたい(やらせたい)ことができた

1はどこまで効果を求めるかにより変わってきますが、「楽しそうじゃない」ときは何かが違うと考えましょう。2は親の負担が大きいという理由です。ママが不機嫌でいつも疲れていては子どもも楽しくないので、送迎をパパやじじばばと分担する、外注サービスを使う、オンラインに切り替えるという手もあります。3と4に関しては、年齢が上がるにつれて習い事はどんどん増えていってしまいがちなので、教育費にかけられる上限を決め、その中でやりくりする断捨離も大切だと思います。

辞めるときの注意点

1.理由は明確にしておく

いざ、辞めるとなると先生に引き留められたり言いにくいものですが、ずるずるしても時間がもったいないです。「他の習い事との兼ね合いで、続けるのが難しくなってしまった」などはっきりと辞める理由を明確にしておけば、先方も納得してくれるところが多いと思います。ちなみに、友達と一緒に習い事をはじめると辞めにくくなる場合があるので、私は習い事は個人で入るのをおすすめします(友達はすぐできます)。

2.プラスの気持ちで終わらせる

最後に、習い事を辞めるときに注意したいのが「僕は(私は)これができなかったんだ、苦手なんだ」とマイナスな気持ちにさせないこと。「できないから辞める」のではなく、「こんなことまでできるようになったんだね」とプラスの気持ちで辞めると、自己肯定感が下がらず、その事自体が嫌いにならないと思います。「今はこっちの方が向いているかもね、次はこんなことに挑戦してみようか」と気持ちを切り替えるのが大切です。

まとめ

習い事は親の自己満足にすぎない、という意見もあるかもしれませんが、親や保育園以外の信頼できる大人が増えるのは、発達上とてもいいことだと言われています。わが子と向き合いながら、その子の好きなものを見つけられる習い事にトライできるのも未就学児ならではです(学校が始まると宿題や勉強など時間的制約もでてくるので)。家庭によって考え方は様々だと思いますが、無理のない範囲で何かをやらせてみると、わが子の新しい発見があると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?