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成果の出るLPを制作したいときに考えるポイント

今回は自分はデザイナーではないですが、マーケター視点でLPで成果を出せるようになるポイントを書きます。LPはWEB集客の土台となる非常に重要な要素です。
マーケターの方はどんなLPにすれば良いかの気付きやLP構成のお悩み解消、
デザイナーの方は見た目以外の要素を考える際のきっかけ
になれば嬉しいです。

それでは、自分が所属する株式会社BLAMが運営しているマーケティング・デザインスキル人材の複業マッチングサービス「カイコク」を例にしながら説明していきます。

1.LP制作で最初に考えること

広告の訴求を考えるときも同様ですが、主に以下の6つを考えます。
意外とLP制作の際に他社のLP等を参考にしたりデザインに凝ってしまいがちですが、これらはどのようなLPを制作するかの土台になるため非常に重要です。

■最初に考える項目
・"どんな状態"の"どんな人"に知ってもらいたいか
・その人に何を伝えれば買ってもらえそうか(表現の方向性)
・商品、サービスを一言でいうとなにか
・商品、サービスの説明
・商品、サービスの特徴・効果
・LPに載せたいその他の構成要素(雑誌掲載や事例、専門家の評価)
・他に活用できるコンテンツはあるか

それぞれをまとめるだけでもかなりLPを考える際のベースは出来上がります。
このまとまった内容を変更することでLPの訴求のABテストも可能になります。

2.ワイヤーフレームの作成

デザイナーでない方であればここまでできれば充分ではないかと思います。
前項でまとめた内容を元にしつつ、下記のように大きな要素の優先順位を付けながらブロックを作ります。

note_ワイヤーフレームベース

可能であれば各ブロックごとの中身やコンテンツの配置の仕方も考えられるとより良いです。

特にこのときに注意したいのは伝えたいことの優先順位付けとLP全体の流れです。カイコクの場合のLPの流れは以下のようになっています。伝えたい要素の優先順位付けをしたうえで構成しています。

カイコクnoteLP

「カイコク」においても過去にLP改修によってCVRが0.5%から1.38%と約2.5倍に上昇しました。
以下の記事ではファーストビューの検証結果を紹介しています。
今回紹介していないGoogleオプティマイズを活用した検証も紹介しています。


3.デザイン化

自分はデザイナーではないのですみませんが触れません。
ただ、ここまでできればLPも完成なので、最終的にチェックしておくべき項目をあげておきます。
(前提としてブランドチェック/薬事チェック等は別途行う必要あります)

普段自分の行動を振り返って頂くと気付く人もいると思いますが、基本的にLPをしっかり読んでくれる人はいません。そのため、いかにパット見でわかりやすく惹きつけられているかがポイントになります。

■最終チェック項目
・最初に考えた「"どんな状態"の"どんな人"」が買いたくなりそうか
・自分自身がパット見たときに商品、サービスを買いたくなりそうか
・細かく見なくても各要素の内容がざっくり把握できるか
・各要素の詳細が初見の人でもわかるように表現できているか
・購入、問い合わせ、資料請求など必要に応じたアクションボタンは目立つ場所にあるか
・フォームは入力しやすいか/不要な項目はないか

4.まとめ

最初に考える項目の
"どんな状態"の"どんな人"に知ってもらいたいか
最終チェック項目の
最初に考えた「"どんな状態"の"どんな人"」が買いたくなりそうか
を徹底的に考えることがLP制作で成果を出せるようになるポイントです。

ついつい起こってしまうのは商品、サービスのメリットや機能面を押し出しすぎてLPを見た人が自分に合っているかわからなかったり、利用シーンが思いつかなかったりするケースです。
それらに気を付けられれば、成果を出せるLPを作ることができると思います。

マーケティング視点の持ち方については以下の記事で紹介しています。

今回のようなマーケティングの知見や実際の支援実績を元にしたLPテンプレートを活用した【マーケ担当者が本当に欲しいLP制作サービス】も提供しています。


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