エモい車中の光景 〜青い果実〜
勝手にミュージック・ポートレイト第2回でございます。
詳しくはこちらをどうぞ。
小さい頃、小学4年生頃までだろうか正月や夏休みの大型連休にお父さんの運転で僕はおばあちゃんの家に行くのが好きだった。
おばあちゃんの家に行った時の親はなぜかいつもより優しくなるし、少々の夜更かしも許してくれる。そしておばあちゃんが僕用にデザートを買ってきてくれていたりと自分中心に周りの大人が動いてくれていて不自由なことがないからだ。
そんな楽しみの場所へ向かう車の中必ずかかっていた曲が山口百恵だった。
完全に父親の趣味で車中で流れる音楽は決まっていたので僕が好きで聞いていた訳ではないが、いつも大体山口百恵がループで流れており小学校低学年にして山口百恵の曲を歌える様になっていた。
特に父方の実家に行くときによく流れていた印象がある。
もしかしたら自分の実家に帰るときには懐かしい風景を通るわけだから当時聴いていた曲を流すことで懐かしい気持ちに拍車をかける効果に期待していたのかもしれない。
ある程度曲を覚えた頃には父親と一緒に山口百恵の「青い果実」や「ひと夏の経験」を中心にユニゾンしながらおばあちゃんの家に向かうのが定番になっていた。
♪あーなたーが望むなら 私何をされてもいいわー
♪いーけなーい娘だと 噂されてもいいー
特に歌詞の意味は考えてなかったし、というかあの歳では理解できなかった。
♪愛する人に 捧げるため
守ってきたのよ
汚れてもいい 泣いてもいい
愛は尊いわー
♪誰でも一度だけ 経験するのよ
誘惑の甘い罠ー
おばあちゃんち行くの無邪気に喜んでる子供に聴かす歌ちゃうて!
でも昔聴いてた曲を子供と一緒に歌えるのはちょっとエモくてアリかな。
2曲目は青い果実でした。
頂いたサポートでバイトの昼休憩で食べる丸亀製麵のかけうどんにいっぱいトッピングをしたいと思います!