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「アンコール!アンコール!」によるチェロ演奏者の往復

“アンコール“それは音楽ライブで終演後に観客が出演者にもう一度演奏を懇願する行動、事象などを指す。
僕の辞書にはこんな感じで記してある。

自分の辞書に“アンコール“を記した瞬間のことを覚えてる。

確か幼稚園生くらいときに母親に浜田省吾のコンサート(この当時はLIVEよりコンサートって言ってたと思う)に連れて行かれたとき、コンサートの終盤で母親が「アンコールしてくれへんかな」的な事を言っていて、もう一回出てきてくれる事をアンコールって言うことを教えてくれた。

その時代はどうだったのか分からないけど、アンコールがあるのが当たり前の雰囲気ではなかった様に感じた。

でも最近はアンコールをするのが当然で、観客側もあるのが当然だと思っている。
でも、そしたらそれアンコールちゃうやんと思う。
最初からアンコールがプログラムに組み込まれている。
そしたらそれプログラムやん。
「プーログラム!プーログラム!」やん。

特に直近で言うとコロナ禍になり、観客側が声を発せない。
「アンコール!アンコール!」と誰も言ってないのに、終演後、出演者が「アンコールありがとうございま~す!」と言って出てくる。
いや言うてないて、と思う。
まあ出てきてほしいからええねんけど。

この前行ったライブでは歌手1人と演奏者15人くらいのフルオーケストラだた。
1度終演し歌手がはけ、その後オーケストラの方々がチェロとか色々持ってはけていった。
観客ははけていく演者に大きく手を振ったりする。また出てくるのに

そして、数分後衣装チェンジした歌手と、同じ衣装の演奏者が重たそうなチェロとか持ってまた出てくる。
歌手が着替えている間演奏者はどんな顔して待ってんのやろ。
僕が歌手やったら戻る時チェロ持つの手伝ってますね。
僕がチェロ演奏者ならアンコール後の演奏雑になりますね。
だって無駄に1往復分重いもん運ばされてるもん。機嫌悪なってるはずです。

チェロ演奏者目指さんでよかったー絶対向いてないわ。

頂いたサポートでバイトの昼休憩で食べる丸亀製麵のかけうどんにいっぱいトッピングをしたいと思います!