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あちこちオードリー ブラックマヨネーズ

4/5 あちこちオードリーのゲストがブラックマヨネーズさんだった。

僕は高校時代ブラマヨさんの漫才に憧れてNSCに入った。

そしてアメトークの人見知り芸人などから好きになり
地元のTSUTAYAのお笑いコーナーにあった「たりないふたり」のDVDを借りてそこからどんどんオードリーさんのことも大好きになった。

その2組のトークする瞬間を見れたのがとても幸せだった。

僕にとって今回のあちこちオードリーは永久保存版です。

2組の好きなところ

ブラックマヨネーズさん 

この2人の魅力、それはM-1の漫才に凝縮されている気がします。
深く知らない方はアマプラとかで2005年のブラマヨさんの漫才を見てください。

あちこちオードリーでもお話されていましたが、ブラマヨさんの漫才はラジオのフリートークが源流です。

当時吉田さんが主に1人で漫才を作っていたようですが、自分たちのラジオのフリートークを聞いたときにラジオのほうが面白かったそう。
(咄嗟に話してるラジオが勝ってる時点で天才です)

これを2人で会話しながら漫才の形に落とし込んでいくという作り方。
なので自分たちの個性が溢れた人間味の濃い漫才になっているのですね。

僕はこの漫才の形にとても憧れがあります。

ですが僕は同期に「人間的に面白くない」と言われたこともあるほどで個性を出した漫才はできませんでしたし、今はピンでの活動ということもありそもそも漫才もできません。
NSCの頃から数えて約7年色んなコンビを経て漫才をしてきましたが、あの形には中々辿り着けるものではないなと感じました。

話を戻しますが、ブラマヨさんはNSCで出会っており元々友達だったわけではなく、コンビ間の仲の良さは2人で作りあげていったんです。

吉田さんが小杉さんと組んですぐくらいの頃。
「ダウンタウンさんがプライベートお互い全然知らん感じ、それをみんな真似してるけど、俺らは仲良くしていこう。ダウンタウンさんも学生時代に友達の期間を経て今のスタイルになっている。真似しても失敗する。」
と小杉さんに伝えて結成初期にわざと一緒に遊んだりして友達みたいな期間を作ったり、同じマンションに住んでいつでもネタ合わせすぐできるようにしたりと相方という仕事だけの関係にならないようにお互いの丁度いい距離感で上手くプライベートを共有し何でも言い合える関係になったんだと思います。

だからこそにんにんのぶつかり合いのネタが完成したんだと思います。

他にも吉田さんが組んですぐのころ自分の日々思っていることを書きなぐった日記が何冊もありそれを小杉さんに読んでもらい、自分という人間を理解してもらったり。

小杉さんの実家にお邪魔した時に家が思ったより高そうな家に住んでたとか何かで「こいつは簡単に解散して吉本やめると言うかもしれへん」と思い込み小杉さんに「解散切り出した方が相手に3000万払うことな」と契約書を書かせたり。

とまあ吉田さん的には小杉さんとじゃないとダメだ手放すわけにはいかないと言う意識が多分どこかにあったのかなあと思います。

それがあちこちオードリーでも言っていた「何が人生でツイてたかって言うたら、ほんまに小杉ちゃうかな?」に繋がる気がします。
(ここ感動して僕は泣きました。)

それにしても吉田さんの第一声目が「タバコ吸える?」も最高でしたし、最後の「お前がそこまでオイルマッサージ好きって信じてええんやろうな」も最高でしたね。
この笑いの取り方がとても吉田さん節で大好きです。


オードリーさん

オードリーさんを深く好きになったのは「たりないふたり」からです。
それも放送当時ではなくDVDで借りて高校生の時に見ていました。

煌びやかな学生時代を送れず毎日楽しそうに学校ではしゃいでる連中を見て妬んでいた僕は勝手に共感していました。

その後若林さんの書籍「社会人大学人見知り学部 卒業見込」を読んで高校時代は心の支えにしてましたね。

オードリーさんもブラマヨさんと同じくM-1に持っていったあの形のネタ(ズレ漫才)が完成するまで苦労されています。

オードリーさんはブラマヨさんと違って若林さん1人でネタを作っており、ここではあえて呼び捨てにさせてもらいますが“春日”というキャラクターを確立させ、あてがきであそこまでピッタリハマるネタをかけるのは春日さんのことを学生時代から知っているからこそだと思います。

そしてこの2人の作る笑いの源流もラジオなのです。

若林さんは最近開設されたYoutubeチャンネルでも仰ってましたが
「やりたいことはラジオでやってしまってるからYoutubeを始めても他にやることがない」
とのこと
今回Youtubeをなぜ始めたかは来年のオードリーのオールナイトニッポンin東京ドームを成功させるためという確かな理由があるからです。

そして2人のお笑いはラジオでやってるというのが本当にかっこいいですよね。

さらに若林さんはあれだけTVの仕事があっても新ネタ作りをしており、ブレイク当時のズレ漫才ではない今の春日さんにあったネタを考えられているそうです。
誰がやっても面白い漫才ではなくこの2人がやるから面白い漫才を追い求める姿が僕は大好きです。


放送を観て

吉田さんがもう考えすぎのネタはできなくなったと仰られたのを聞いて寂しいのと同時に楽しみな感覚もありました。

当たり前ですが人間は変化する生き物で、僕がテレビ越しで勝手に感じるのは吉田さんが変化されたのはお子さんとの時間を大切にしたいと思われてからで、若林さんはガールズバーに通い詰めたあたりから、これらを境に吉田さんは考えすぎではなくなっていき、若林さんは人見知りではなくなっていったのかなと思っています。

ブラマヨさんの考えすぎのネタじゃない今の漫才を必ず観に行きたいなと思いましたね。




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