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ベーシックインカムよりも公助が必要な介護士から支援しませんか?

ベーシックインカムは最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して一定の現金を定期的に支給するという政策ですが、まずは全ての国民では無く、介護士や看護師、保育士など、過酷な労働を強いられる割りに給与水準が低く人手不足となる職業から公助するといった発想です。

J-STAGE 介護職離職の構造に関する研究より
介護職の離職 
理由として、賃金の問題、仕事に対する意識の問題、肉体的な問題が考えられるとしている。厚生労働省によると、フルタイムで仕事をする施設介護職員の平均時給は1,210円であるがこれは正職員の賃金を時給に換算したものであり、実際には夜勤手当なども加味されているものであり、産業界全体のレベルと比べれば低賃金であるといえる。また、高齢者の人生を預かっている対価としては低いというのが一般的な評価である。また、人から勧められて介護福祉の仕事についた場合、高齢者・障害者の人生を預かるという責任の重さに、特に事故が起こった場合などに耐えられなくなって早期離職につながることも考えられる。さらに腰痛などの身体的な問題が見られる。また、ストレスからくる胃潰瘍などの病気でやめざるを得ない場合がある。

具体的には、国家公務員の平均年収677万円を参考に調整します。

平均年収
介護士 
 訪問介護 299万円
 入所介護 338万円
 通所介護 285万円
看護師 482万円
保育士 327万円

財源について
既に社会保障目的税として消費税が利用されていますが、本来届けるはずの介護士、看護師、保育士へ行き渡っていない現状を見直すべきだと感じます。よってマイナンバーを活用して国から本人へ直接支給することを実現したいと思います。

実現へ向けて提案しました。内閣官房 デジタル改革IdeaBOXへ。


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