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グローバルな人材と企業を育てる!インターナルモビリティの重要性


ギャラップというアメリカの調査会社のレポートで生産性高く仕事に従事している従業員は3割、残り7割は生産性が低いという調査結果が出ている。7割の低生産性の要因は様々で、働きやすさ・働き甲斐・プレゼンティーイズム(健康的な問題)なのか、ただ3割しか生産性高く仕事をしていないと思うと衝撃的な数字。

各社サーベイや組織診断スコアを実施し、見える化→打ち手の検討を行っているが、要因の一つに職場のアンマッチがある。7割の生産性を上げるためには社内の最適配置によって生産性を上げていくことも重要。

ただ、インターナルモビリティ(社内公募・FA制度)を効果的に促進できている企業は少ない。課題として、制度・仕組みがないというハードの問題が最も多いが、心理的な障壁であるソフトの問題もある。

そこで会社が取り組むべきことは、インターナルモビリティを仕組化し、課題の障壁を下げてあげること。会社にそのプラットフォームがあれば気軽に応募ができる。

ただ、仕組みがあっても、興味→関心→理解→行動というステップを踏むわけなので、まず興味を持ってもらうために社内の広報活動(会社のニュースを発信する)が必要になる。広報活動を通じて理解を深め、次に閲覧数、閲覧者の分析を行い、課題を特定していく。その打ち手を行うことで、プラットフォームがより活きる流れになる。

インターナルモビリティが活性化する仕組み・風土を作っていくことで、社内の最適配置が進み、その先に優秀な外部の人材を連れてくるリファラル採用がある。インターナルモビリティとリファラルは親和性が非常に高い。

自分のパフォーマンスが上がらないのはなぜか?もしかしたら職種、仕事内容なのかもしれない。外部に出る前に内部でパフォーマンスを上げられる場所はないのか?考えて欲しい。

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