日本を最速で変える方法を読んで

前回福岡市長の高島さんの本を読み内容が面白かったので最新の著書を読了。

内容は、
・コロナ禍で見えた日本のボトルネック
・復活のカギはデータ連携、DX
・福岡市の街作り
・スタートアップを支援する理由
などが書かれている。

印象に残ったのはビジョンを描くだけではなく、実際に行動に移すこと、その時に相手のことを考える、発生しうるだろう既得権を守る壁、保守層に対してどのようなアプローチを取ればいいのか、先を見据えて動くことが大事だということ。
本の中ではクリーニング・洗濯を駅のロッカーで受け付けるという洗濯代行のサービスに対してクリーニング生活衛生同業組合連合会からの猛反発があったと書かれているが、何か新しいことを始めるには障害がつきものであり、どうクリアするのか先を読み考える必要がある。

高島市長の元には多くのスタートアップからの提案もあるが、なぜ福岡市なのかが描かれていない提案が多いそうだ。提案(プレゼン)は、相手にとって何が有益なのか伝えた上で相手を行動させなければいけない、改めて事前に相手のことをよく調べることの重要さも再認識した。

様々な気づきを得られる本であった。

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