【まとめ】2020年1月 中国・台湾ボードゲームクラウドファンディングまとめ
新型肺炎が大変なことになっていますね。
台北でも例年ボードゲーム関連の出展がある国際ブックフェアが延期になるなど、アナログゲーム業界にも影響が出ています。例年8月に北京で開催されるDice Conまでには落ち着いてくれるといいのですが。せめて日本のゲームマーケットには影響が出ないことを祈るばかりです。
1月のまとめです。
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台湾(zeczec)
感情のコントロールを教えることを目的とした子ども向けゲーム。サイコロを振って移動し、感情を表す石を集め、日常生活で出くわすイベントに対処し、マイナスの感情を生み出すモンスターを倒すことを目指す。子ども向けのカウンセリングの実務経験がある3人のカウンセラーがデザインした。
プレー人数:2~8人
プレー時間:30~90分
対象年齢:6~13歳(10歳以上推奨)
2019年6月に立ち上げられたあとにキャンセルされたプロジェクトの再発進。
2012年にリリースされた同名の同人ゲームを基に、世界観やシステムを作り直した作品。プレーヤーは私立女僕学園(私立メイド学園)で学ぶ美少女キャラとなり、4年(各2学期)の学園生活が終了したときによりよいエンディングを迎えられるよう目指す。エンディングは全15種類。各キャラには細かな設定が用意されている(名前のエスペラント表記も!)。
対象年齢:14歳以上
プレー人数:3~6人
プレー時間:90~180分
中国(摩点)
ウォーゲーム『戦略級 南北戦争』の簡体中国語版製作プロジェクト。
LARP要素のあるボードゲーム『Ghost Court』の簡体中国語版製作プロジェクト。
2019年4月にクラウドファンディングが行われた謎解きゲーム『江城攻略:触摸一九三八』の続編。同じく武漢を舞台にした謎解きで、オンラインでもオフラインでもプレー可能。
佐藤大輔の小説『征途』の世界を舞台にしたウォーゲーム。
謎軌之挑戦(Tramways Engineer's Workbook)
ボードゲーム『Tramways Engineer's Workbook』の簡体中国語版製作プロジェクト。
ボードゲーム『Rome & Roll』の簡体中国語版製作プロジェクト。
マーダーミステリーのシナリオメーカー「推理大師Club」が中国産武侠アニメ『画江湖之不良人』3期とコラボして制作した謎解きゲームキット。アプリを使用し、アニメのストーリーに関わる秘密を解いていく。
ボードゲーム『Maximum Apocalypse』の簡体中国語版製作プロジェクト。
青樹坪戦役をテーマにしたウォーゲーム。『戦棋MINI(Mini Wargame)』シリーズの第1作。
ノートに「スキ」をしていただくと、あるボードゲームの中国語タイトルと、それに対応する日本語タイトルが表示されます。全10種類。君の好きなあのゲームはあるかな?