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時にはあきらめる。けど、あきらめてはいけないものもある。

久しぶりの投稿。

1ヶ月近く、noteから離れていた。決して、noteが嫌になったわけではない。むしろ、1ヶ月間、僕が費やしたものより、遥かにnote(書くこと)の方が好きだ。

この1ヶ月間、プログラミングに費やしてきた。転職をするために。
プログラミングをするのは初めてではない。前職はシステムエンジニアで、毎日のようにコードを書いていたし、退職してからも動画やアプリなどで学習していた。ただ、ポートフォリオのような学習の成果が分かるようなものは、作ったことがなかった。転職するには、どうも、そういったものが必要らしい。まぁ、言われてみれば当然だ。でなければ、今まで何していたのか分からない。
そんなこともあり、再度プログラミングを学習し直し、ポートフォリオを作りながら、転職活動を進めていた。最初は、書類で落とされることが多かった。しかし、ポートフォリオ作成後は、書類で落とされることは少なくなった。
書類通過後は面接だが、面接については苦手ということもなかった。それに、今はどこもweb面接だし対面じゃない分、少しはリラックスできる。面接は就活以来だったから、最初の方は緊張したけど、回数を重ねるごとに、冷静に応答できるようになった。手応えを感じた。
しかし、結果は酷かった。5社ほど受けたが、見事に全敗。僕には、なぜ落とされたかのか分からなかった。応答が良くなかったか、自己分析が足りなかったか。おそらく、その可能性もある。が、僕が思ったのは、スキルだ。

ある面接の時に、前職の開発について聞かれた。聞いてくるのは分かっていたので、「〇〇を管理するシステムを作っていて」「規模としては〇〇人で」「〇〇ヵ月ほどのプロジェクトで」と答える。問題ない。
しかし、その後の質問に対する答えは、酷かった。
「サーバはどうなっていたの?」「javaでどういうことをしていたの?」「SQLは?」
僕は、分かりません、としか言えなかった。

当時、僕は全くプログラミンができなかった。javaでの開発がメインだったが、さっぱりだった。基本的なことも、ろくにできない。そんな状態で、とりあえずプログラムが動けばいいと思いながらやっていた。サーバなんて知らないし、今自分がどんな環境で開発しているかも分からなかった。そして、毎日プログラミングをしているにもかかわらず、一向に上達しない。クラスって何?、インスタンス?メソッド?もう嫌になった。

退職後は、HTMLやCSSなどマークアップ言語を触った。javaに比べると分かりやすいし、Progateのおかげもあって無理なく学べた。javaもこんな風に勉強していたら、違っていたかもしれない。しかし、それも束の間。勉強を進めれば進めるほど、内容は複雑になっていく。そこに、javascript(jQuery)、Vue.jsが加われば、もう僕の理解できる範囲はとっくに超えている。そして、しばらくプログラミングから離れた。

プログラミングから離れてからしばらく、転職するためにポートフォリオを作成する。今回は以前よりも、粘った。毎日作業し、なんとかポートフォリオを作成することができた。
しかし、選考を受けて分かった。圧倒的にスキルが足りない。主に、フロントエンドエンジニアの求人に応募していたのだが、HTML/CSS/javascriptは使えて当たり前、Vue.jsも使えて、バックエンドの知識も必要。到底及ばない。フロントエンドもろくにできないのに、バックエンドもなんて…諦めかけた。でも、とりあえずフロントエンドの技術は身につけようと思った。それから、必死に勉強した。

それからしばらくして、分かったことがある。
「僕にプログラミングは向いてない」
仕事に困らなそうと思って始めたプログラミング。好きと思ったことは一度もない。できるようになりたい、そのモチベーションだけでやってきた。でも、あれだけやっても無理ならあきらめる。なんだか、スッキリした。

やっぱり好きなことをやろうと思う。僕は、言葉が好きだ、文章を読むのが好きだ、文章を書くの好きだ、本が好きだ。だから、編集をしたい。安易かもしれないが、それでもやりたい。転職活動をしている最中も、何度も頭をよぎった。でも、未経験にはできない、とどこかであきらめていた。

そして、そう思うのはもうやめる。

絶対、やってやる。

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