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【1分で読める】欲望の錬金術/ロリー・サザーランド

・ロジカルであることは、人に安心感を与える
・だからこそ人は非合理的(感覚的)なことに、解決策を見出そうとしない
・人の行動には「表面的なロジック」と「心理的なロジック」の二つがある
ex.歯磨き
表面的:虫歯にならないようにするため
心理的:爽快感を得たいため(だからミント味が多い)
・私たちは思っているよりもロジカルな判断をしていない
・効率性を追求すれば、必ず良い結果が出るわけではない
ex.ホテルのドアマン
ドアを開けることが目的ならば、ドアマンは自動ドアに代替可能。ただドアマンはホテルのステータスを表すものでもあり、防犯上の役割も担っている。
・ものごとの意味や意義は、それを伝える際のコストに正比例する(コストリー・シグナル)
ex.結婚式の招待状、ロンドンの黒塗りタクシー
・自然界にもシグナリングはある
ex.花、派手な色のイモムシ(隠れる色ではなく、毒々しい派手な色)
・人は明確な交換条件に好感を抱く
ex.なぜ安いのかの理由が明確な方が怪しくない
・人は個人情報の発信・登録に不快感を覚える
ex.「ゲストとして続行」というボタンにより、3億ドル収益が伸びた会社
・「非効率」や「無駄」にこそ、人間の欲望が詰まっている

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