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なんの特技もなかった主婦が突然フリーランスになった理由

2022年の3月、私は数年続けたパートを辞めました。
以前より在宅ワークや自分の裁量でおこなう仕事に興味があった私は、パート退職をきっかけにフリーランスになることを決意したのです。

とはいえ、当初はこれといった特技もなければ、やりたいと情熱をもって思えることもない状態でした。

そんな私がなぜフリーランスになることを決意したのか、その理由を語っていこうと思います。

フリーランスでWebライター・イラスト制作をしている高木ことみです。
4歳(年少)・7歳(小1)の子どもが家にいない間をメインに活動しています。

心穏やかに過ごしたかった

私がフリーランスになりたいと考えた1番の理由は「心穏やかに暮らしたいから」でした。

ちなみに、私にとって心穏やかに暮らすために必要なことは「家族みんなの心身が健やかであること」と「収入の備えができること」と考えています。

パートをしていた時は、毎日心が苦しい状況でした。

病児保育室のある職場で働いていた私は、子どもがまだ熱があっても寒い風がふくなか自転車に乗せて職場に向かっていました。ボーっとする子どもを自転車に乗せるとき、涙がにじんだのを覚えています。

また、まだ1歳と幼かった娘は、保育園に行くのがストレスだったのか蕁麻疹が週に1度ほど出る体質になってしまいました。(パートを辞めて自宅保育になったらピタっと出なくなりました)

私自身も人間関係によるストレスから、帰宅後は落ち込んだり泣いたりしていました。休日も仕事のことを考えてしまい、ゆっくりと過ごせない日々が多くあったのです。

▼パート退職についてはこちら

であれば、パート退職後は専業主婦に戻るという手もありました。私は上の子が4歳になるまで5年ほど専業主婦だったので、あまり抵抗はなかったのです。贅沢をしなければ、夫の上だけで暮らしていけるお金の余裕もありました。

しかし、私にとってはそれでは、本当の心のおだやかさが得られなかったのです。

今は夫も元気で収入も入ってきます。しかし、人間誰しも今後のことはわかりません。万が一収入が無くなった場合、そこから就職活動をしたり、技術力をあげたりするのは、至難の業です。

今の自分にできることを少しずつ積み重ねて、もしものときに家族を支えられるだけの収入が得られるようにしたい。そうすることで、私にとって本当の意味で穏やかな生活が訪れると考えたのです。

もちろんフリーランスだからといって、常に心が穏やかというとそういうわけでは無いかと思います。収入のことやクライアントとの関わりの中で、悩むこともあるでしょう。

それでも、やってみなければわからないこともあります。まずはやってみて、その上で考えてみる方法を私は選択したのです。


突然フリーランスになってから1年半後

フリーランスを目指してからおよそ1年半以上経ちました。

この1年半は、何をしていいのかわからなかったり、成果が思うようにできずに悩んだりしたこともありました。100万円近い高額商材に手が出そうになったことや、フリーランスになるのを諦めたいと感じたことも。

それでも、パートをしていた時と比べて心が穏やかに暮らせている感覚を持てています。

子どもたちは学童なども利用しています。ですが、子どもの体調やメンタルなどに配慮しながら、利用を調整しつつ働くという希望のスタイルも実現できるようになりました。1年生の子どもに「いってらっしゃい」と「おかえり」を穏やかな気持ちでいえる日々は、私のささやかな幸せです。

ちなみに収益は、それで暮らしていけるほどでは無いですが、細々と得られるようになりました。これからは、こちらも増やしていけるような取り組みをしていきたいです。

自分と家族が心穏やかに暮らすためにも、これからも楽しくがんばっていきます^^/


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