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RoadBike Diary / East Loop in Singapore Part 2

シンガポール東側でのサイクリングコース紹介の続編です。もっとも東のチャンギ空港周辺やECPはPart1で書いたので、今日はもう少し北側の周辺にシフトしてみたいと思います。今回紹介するのは下記の3つのエリアです。東のPasir Ris Beachから紹介してきます。

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1. Paris Ris Beach/Park 

シンガポールの北東方面でもっとも海岸線が長くそして、公園としてもっとも大きいのが、このParis Ris Parkという公園になります。Jurong Westとかに続く大きな住宅街であるTampinesよりちょっと上に位置しています。MRTで東西を走るGreen Line (East-West Line)の終点でもあるParis Ris から徒歩で5-10分で公園に着きます。土日は住宅街の近くにあるということもあり、家族連れがお散歩や釣りをしてのどかに過ごしているのをよく見かけますが、East Coast Parkほどは混んでいないので、結構この公園が静かで好きですっていう人が多いイメージがあります。Paris Ris Beachからはウビン島が見え、ロードバイクなどでCityから直線で走ってきたらおおよそ20km弱ぐらい、Tanah Merah Coast/Changi Beach Road経由できたら35-40km弱ぐらいということで、休憩するにはいい場所かもしれません。

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2. Coney Island + Punggol Promenade Nature Walk + Lorong Halus Bridge

Paris Ris エリアからさらに北に向かうと、今度はまた最近ガンガン開拓が進んでいる新たな住宅地エリアPunggolに入っています。パープルライン(North East Line)の終点かつ、Punggol LRTというモノレールみたいなので交通手段が拡張されて、HDBなどが次々に建設されている様子が街中を走っているとよく見かけます。ローカルの人たちが新しく家をかってこのエリアに引っ越してきている人がおおイメージがあります。シンガポールのどこのエリアでも都心までバス・MRTなど乗り継いでも概ね40-60分で到着するので、東京なんかよりはずっと便利な気もします。

このエリアの川から海岸線をなめるように走っているのがPunggol Promenade Nature Walk(下記の図の緑線)というPCNになります。そこまで道が広くないので、ランニングやウォーキングしている人に気をつけて走る必要がありますが、かなりながーい専用道なので走りやすいとは思います。このPCNの南側、Serangoon Riverに向かうところに、”Lorong Halus Bridge(下記の図の赤い円)”という橋があります。この橋を渡って右側に行けば、この後に紹介するConey IslandのEast Entrance や先ほど紹介したParis Ris Parkの方に走っていくことができます。都心に戻っていくのであれば、Sungei Serangoon Park Connector という、Serangoon River沿いに走っていくPCNを走って戻っていくといいかと思います。

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下記がLorong Halus Bridgeという歩行者・自転車専用の端になります。大きな綺麗な橋かつ、インスタ映えスポットでもあるので、ぜひ橋の真ん中とかで人がいなくなった瞬間を狙ってシンメトリーな写真等を撮ってみてください。

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そして、Punggol Promenade Nature Walkからずーっと見える島がConey Island(別名Pulau Serangoon)です。この島に訪れるときまで特にしらなかったのですが、2015年にシンガポールのメイン島から繋がれたばかりの島のようでした。ニューヨークにあるConey Islandのようになってほしいみたいな意図で1950に命名されたとか。島の中は何本かの道が走っているのですが、北側の道はある程度舗装されているのですが、南側になると砂利道・ダート道だったりと若干ロードバイクが走るには向いてないです。マウンテンバイクのようなタイヤがしっかりした自転車で走るほうがいいのですが、自分のロードバイクでもなんとかパンクすることなく走ることできました。なお、海岸沿いは砂浜があったり、コンクリートでしっかりと固められたエリアがあったという感じです。

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3. Yishun Dam +  Seletar North Link

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Punggol Promenade Nature Walkを北上してたどり着くのは、もうすでにシンガポールの東エリアというか、もうほぼ北かつ中央に入ってくるSeletar Airportの北側、Punggol Timor/Punggol Batar Island という島になります。この辺を走るのがSeletar North Linkという道なのですが、ぶっちゃけ2020年後半現在で空き地というかトラックが慌ただしく走る整地しているだけの何にもないエリアです。道路ももちろん舗装されているのですが、土木系のトラックが走っているので砂埃だらけで、自転車走るには若干、辛いさっさと通り抜けてしまいたいゾーンになってます。あと数年もすればおそらく住宅地になるんでしょうが、今の時点ではなにもないので写真ありません。Seletar North Linkを西側へ走りきり、Seletar Airportの西側に出てくると、少し上がった橋の上からマレーシアが見える海が現れます。逆を見るともちろんAirportが見れますね。

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そして、橋をくだり、さらに西側に走るとYishun Dam にわたる橋の手前にRower's Bay Parkという小さな公園があります。実はここ、この付近では貴重となる、トイレや自動販売機があります。自転車でこの付近に辿り着いたときの休憩スポットとして使えますので、ぜひ忘れずにGoogle Map等でマークしておいてください。Seletar Airportの向かえば、カフェとかありますが、手元に写真がなかったのですが、その公園から休憩している時にとったYishun Dam方面の写真はあげておきます。

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そして、東側エリアでのインスタ映えスポットYishun Damに到着です。ダムと海の間を一直線にわたるYishun Aveが気持ちよく、Lower Seletar Reservoirをみれば、緑が豊かで、逆に海を見ればマレーシアが見渡せる、そして朝6:40-7:00ごろであれば、日の出を見ることができます。自分は3-4度ここで朝日を見ようとしたのですが、ほとんどの日が曇ってあいにく綺麗な日の出を見ることができませんでした。でも、Lower Seletar Reservoirの映り込む空と雲など、都市シンガポールとはなかなか思えない綺麗な写真が撮れることは間違いありません。Yishun Ave自体は歩道を走るのは少し難しく、交通量の多い道路側道を走る必要があるので、自転車で走る時は少し注意した方がいいと思います。車だけでなく自転車もかなり多いエリアですね。

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というわけで、East Loop Part2ということで、シンガポール東エリアのチャンギ空港より左側(西側)の海側について、Paris Ris ParkからYishun Damまでを紹介してみました。今回、連続で紹介したEast Loop Part 1 + Part 2を繋いで、Cityから走るとおおよそ70-80kmぐらいの距離になります。一部Bishan/Ang Mon Kio周りでアップダウンがありますが、道はほぼ平坦ですね。

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ロードバイクで真面目に3時間前後、下記のようにのんびり走ると4時間弱といったところでしょうか。朝6時前ぐらいに出発して、途中で日の出を拝んで、本格的に暑くなる前、午前10時前に戻ってるみたいな感じがよいかと思います。(お昼またぐとやはり暑すぎました。特にChangi Airport 周りが。)

というわけで、次回はシンガポールの中央部から北側について紹介していきたいと思います。


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