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ポップコーンは買わない派です。vol.62

イエスタデイ

僕がビートルズに初めて触れたのは小学校の合唱のときです。
そのとき歌ったのが「イエスタデイ」しかも英語でw

予告編

あらすじ

イギリスの小さな海辺の町で暮らすシンガーソングライターのジャックは、幼なじみの親友エリーから献身的に支えられているものの全く売れず、音楽で有名になる夢を諦めかけていた。そんなある日、世界規模の瞬間的な停電が発生し、ジャックは交通事故で昏睡状態に陥ってしまう。目を覚ますとそこは、史上最も有名なはずのバンド「ザ・ビートルズ」が存在しない世界になっていた。彼らの名曲を覚えているのは世界でただひとり、ジャックだけで……。

出典:映画.com

もしもボックスかよ

まるでもしもボックスで

「もしも自分以外ビートルズを知らない世界になったら」

と言った具合だ。

まるでド◯えもんを観ているのかと思ったよ。

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主人公の売れないミュージシャンが自分だけビートルズを知っている状況で何気なく友達の前で「イエスタデイ」を演奏したとき

友人たちが

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友:「何その曲、自分で作ったの?すごくいい曲じゃない!!」

主人公:「いや、ポールマッカートニーが作った。。」

友:「ポール??」

なんじゃこれ笑笑

これをきっかけにビートルズの曲を演奏し、彼はたちまち売れっ子ミュージシャンになっていくのです。

そこで恋仲の女の子との心の距離が乖離してきて女の子と名声の中で揺れるなんともベタな展開になってくるわけです。

終始にんまりして観てられる映画です。

この急に人気になって大舞台に上げられて歓声を浴びるのは客観的にみると羨ましいというか、いい思いしてるじゃないかと思うかも知れませんが。

実際のビートルズも凄まじい人気に疲れ切っていた

実際のビートルズも猛烈な勢いを持って若者のカルチャーの中にいたわけです。休みのなくライブをする毎日、ライブでは狂ったように歓声を上げるファンたち。

有名な話かも知れないが、ヘルプ!という楽曲はジョンレノンのそのときのリアルな心境がそのまま楽曲になっているという話。作中にもヘルプ!の演奏シーンが登場しますが、まさにそれと重なるような感じがしました。

そんな生活が続いていた彼らは自分が自分でなくなっていく感覚があったそうで。

音楽を聴きに行っているよりも、観客がビートルズというサーカスをみるために、発狂するために、来ているようにも思える。

疲れ切った彼らは、66年のライブを最後にスタジオで楽曲を制作することに注力し、世に様々な名曲、名盤をリリースしてきた。

そういう意味でもサージェントペパーズはビートルズの句読点のような大団円だっただろう。

という感じで本作でも自分がより豊かな方向へ向かっていくエンディングだったように思えるので、その点はリンクしてるのかなと思いました。無理やりかな?笑

ビートルズのドキュメンタリーも観た

実はイエスタデイをみた後に「エイトデイズウィーク」というビートルズのドキュメンタリーを観ました。タイトルは同名楽曲からとっているのでしょう。とにかく休みなくライブしたり映画撮ったり、人気が高まるにつれてバンド活動の本質を失いつつあったビートルズがどのような軌跡を辿ってきたのかが良くわかるドキュメンタリーでした。

これは素晴らしかったですね。とてつもない情報量とそれが見事にまとまってて驚きました。

グラフィックもカッコよかったなあ。。

素晴らしい音楽に触れたとき後世に残さなきゃって直感的に思ったんです。

僕自身、ここ1年で急激にビートルズにハマってしまって←今更w

CDもオリジナルアルバム全て買い揃えたり情報収集に明け暮れたりで心を奪われてしまいました。

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ビートルズ自体は小学校のときの合唱でまさに「イエスタデイ」を歌ったのが初めてでした。それ以降、なんとなく耳にする機会はあったものの、なかなか楽曲を聴き込むというところまでは行きませんでした。

ではなんでハマることになったのか。

大学時代の先輩から洋楽をいろいろ教わるうちに音楽全体に興味が沸いてきたのと、サブスクの影響はでかいですね。膨大な楽曲数の中で特に60’s〜80’sの楽曲は自分にとってはとても新鮮で沼にハマっていく勢いでした。

そんな中で、ビートルズという存在が、音楽業界全体においても最重要なアーティストであるということを知って、これは後世にもぜひ伝えてきたいと思ったのがきっかけで、アルバムを集めるようになったのだと思います。

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直感で将来の自分の子供にも教えてあげたい、だから形として残るCDを買わなきゃって思ったんだと思います。

ビートルズの他にもたくさんのアーティスト素晴らしい楽曲がたくさんあるので、それをディグ(採掘)していくのが楽しくて仕方ありません。

音楽の海は広くて深すぎます。

私がここに書き記しているのも、後々に活きてくるのかどうかは全く分かりませんが、いい映画、いい音楽を受けたときの感情は文字なりなんなりでその都度残していきたいと思いましたね。

映画の感想はほぼないやん。笑

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