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お坊さんの書いた仏教コラム

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お坊さんが書いたカルチャーにまつわるコラムや仏教に関するコラムをご紹介します。
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#最近の学び

仏教はいかにして「地動説」を受け入れたのか? 天文学と仏教

昔は「私たちの住む大地は動かないのであって、太陽が地球の周りを回っている」と考えられて…

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お墓の起源は? 仏の弟子にも問題児はいた? 僧侶が読み解く仏の逸話

 お釈迦さまの遺骨・仏舎利を納めた塔を、サンスクリット語(古代インドの言語) でストゥーパ…

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お寺にお墓があるのはなぜ? 僧侶が読み解くお墓の起源

地域差はありますが、お寺にお墓があるのは珍しくありません。しかし歴史を見ると、お寺は最初…

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「娑婆」の本当の意味がわかれば、何倍も面白い名作落語【多田修の落語寺・辰巳の辻占…

 ある店の若旦那、お気に入りの芸者に会いに、辰巳にやってきます。店で芸者を待つ間、辻占菓…

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人は死ぬとどこへ行く? お坊さんが語る「死後の世界」

 言うまでもなく、死は避けたいものです。しかし、永遠に生きることはできません。では、この…

他人の夢に入った男の話【多田修の落語寺・夢の酒】

 ある商家の若旦那、妻以外の女性とお酒を飲んでいる夢を見ました    それを妻に話すと、…

浄土真宗・宗祖の親鸞聖人が神社に通っていた理由【第9回】鹿島神宮(茨城県鹿市)

来年、京都の西本願寺で「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」が勤められることを記念して、宗祖・親鸞聖人(1173―1263)が関東の地に残された由緒を伝える「ご旧跡」を、令和の時代に昭和の香りを残すおじさん僧侶2人が巡ってみました。「~2人の僧侶が、ぶらぶら歩いて、ゆるゆる楽しむ~ ご旧跡 歩いて記た」より。 現地ルポ  鹿島神宮はカシマサッカースタジアムが20個以上すっぽり入る広大な敷地面積を持ちます。大鳥居から100メートルほど進むと大きな楼門があり、そ

戦国時代で有名な鉄砲撃ち・雑賀孫市の墓も近い! 【第7回】衆宝山 無量光院 浄光寺…

現地ルポ  梅雨が明けた7月下旬、入道雲をかき分けて、私たちは観光地としても知られる茨城県…

正反対でも、わかりあえる。僧侶が読み解く映画『グリーンブック』

「仏教と関わりがある映画」や「深読みすれば仏教的な映画」などを〝仏教シネマ〟と称して取り…